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ファイナルMVPを複数回獲得しながら、シーズンMVPは一度も取っていない。カワイ・レナードのそんな珍しい経歴がr/nbaで取り上げられ、通好みの小ネタとして盛り上がっている。
スレ主によると、レナードがファイナルMVP (NBAファイナルで最も活躍した選手に贈られる賞) を取ったのは2014年と2019年の2回。ファイナルMVPを1回だけ取ってシーズンMVPは無い選手にはアンドレ・イグダラ、ジェリー・ウェスト、トニー・パーカーがいるが、複数回でシーズンMVPなしはレナードだけだという。さらにレナード、レブロン・ジェームズ、カリームの3人は、2つ以上のチームでファイナルMVPを取った唯一の選手でもあるとスレ主は書いている。
なぜシーズンMVPに届かなかったのか。スレ主は全盛期のロードマネジメント (主力を休ませて消耗を抑えること) を理由に挙げ、最大のチャンスはスパーズが67勝15敗だった2016年だったが、そこにはガードのステフィン・カリーがいた、と振り返る。コメント欄では、シーズンを通して健康でいられなかったからだという声や、2017年こそ取るべきだった (トリプルダブル男が邪魔だった) という半分冗談の声も出た。
話はレナード以外にも広がった。ウェストがシーズンMVPを取っていないことに、いつも一瞬驚いてから思い出すというファンがいる。全盛期がラッセルやウィルト、カリームと重なったからで、2位には4回入っているという。別のファンは、シアトルで3年目にファイナルMVPを取ったデニス・ジョンソンの名前も挙げた。
巷の声
- 「ウェストはMVP投票で2位が4回もある。ここまで運が悪い選手はいない。ラッセルもウィルトもカリームもいた時代だったのだから仕方ないが」
- 「忘れられがちだが、優勝3回のデニス・ジョンソンもシアトルで3年目にファイナルMVPを1回取っている、と付け足すファンがいた」
- 「2017年のシーズンMVPはレナードが取るべきだった。トリプルダブル男のせいで、と嘆く声」
- 「レナードはハーデンの逆だ。一方はレギュラーシーズンの実績が足りず、もう一方はプレーオフの実績が足りない。それぞれ相手に欠けたものを持っていた」
- 「スパーズ時代のファイナルMVPは他の選手でもおかしくなかったが、ラプターズの時は違う。イグダラがカリーを抑えた年やブラウンがテイタムを抑えた年とは違い、誰が見ても優勝チームの一番の選手だった」
シーズンの冠は取れなくても、ファイナルの舞台で二度主役になったという事実は消えない。そこがこの経歴の面白さだ。
用語・人名メモ
- ファイナル MVP — NBAファイナル (優勝を決める最終シリーズ) で最も活躍した選手に贈られる賞。優勝チームから選ばれることが多い
- シーズン MVP — レギュラーシーズン (公式戦) を通じて最も価値があった選手に贈られる賞。ファイナルMVPとは別の賞
- ロードマネジメント — 主力の疲労や怪我を避けるため、あえて試合を休ませること。長いシーズンを戦うNBAで使われる考え方
- ジェリー・ウェスト — スレでは、シーズンMVPを取っていない代表例として語られた人物。全盛期がラッセルやウィルトの時代と重なった
- ジェームズ・ハーデン — ガード。スレでは、レナードとは逆にレギュラーシーズンの実績はあるがプレーオフの実績が足りない例として引き合いに出された
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)