参考動画
NBAの賭博事件で起訴されたテリー・ロジアー側が、関与を否定できるメッセージが見つかったとして起訴の一部棄却を求めた。現地ファンは大喜利のように盛り上がり、検察も真っ向から反論している。
ESPNによると、ロジアーの弁護士デイビッド・マーカスは、2件の起訴の棄却を求める申し立ての中で、共謀者とされるデニーロ・ラスターが送ったメッセージを根拠に挙げた。ラスターはロジアーの幼なじみで、2023年3月の試合をロジアーが早めに退く計画の内部情報を売ったとして、賭博計画の一員とされている。
問題の文面は、賭けのことはチャム(ロジアーの愛称だと申し立てに記されている)に言うな、というもの。受信者は絶対言わない、と返したという。マーカスは、この文面が検察側から開示された証拠に含まれていたと説明し、事件を終わらせるはずだと主張した。賭けを売ったとされる本人に賭けを隠すはずがない、というのが論理だ。
ただし検察はすぐに反論した。複数の情報源から、このやりとりはスポーツ賭博に関係しないと示す証拠を得ている、と回答したと伝えられている。コメント欄でも、賭け事に溺れた人たちが別の賭けを抱えていた可能性のほうが高い、として検察を支持する声が出た。
法的な観点からの指摘もある。起訴状の修正版の主張の大部分は、ロジアーが賄賂を受け取って試合を早退する予定を明かしたというもの。仮に賭けを知らなかったとしても、その主張は詐欺として成立し得るので、棄却申し立ての段階では覆せない、というファンの見方だ。
巷の声
- 「犯罪を計画している最中に、紛らわしい嘘のメッセージを送る人なんていない。だから無実だ、という皮肉。」
- 「ロジアーの母親が「自分の試合には賭けるなよ」と送っていたそうだ。これで無罪、と大喜利に乗るファンもいた。」
- 「犯罪をする時のコツは、やっていないという文面を送っておくことだ、というひと言。」
- 「検察の言い分を信じる。賭け事に溺れた連中が他の賭けをしていた可能性のほうがずっと高い、という冷静な意見。」
- 「ロジアーがキャリアで稼いだのは1億6000万ドル (約240億円) だ、という一言だけのコメントも目立った。」
焦点は、この文面を賭けを知らなかった証拠と見る弁護側と、賭博とは無関係のやりとりと見る検察側のどちらを、裁判所が採るかに尽きる。
用語・人名メモ
- 起訴状の修正版 (superseding indictment) — 検察が最初の起訴状を改めて出し直したもの。訴える内容や被告が変わることがある。
- デニーロ・ラスター — ロジアーの幼なじみ。ロジアーの早退計画の内部情報を売ったとして、賭博計画の共謀者とされている人物。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)