r/nbaで「良かったのに、説明のつかない形で急にダメになった選手はいるか」という問いが立ち、フルツやシモンズ、プールら往年の名前が次々と挙がった。しみじみした思い出話と冗談が混ざる、オフシーズンらしい雑談スレだ。
スレは何か出来事があって立ったものではなく、ファンが記憶に残る「急降下」の例を出し合う形で進んでいる。コメントには、突然の失速のほかに、まだ若いのに姿を消した選手への嘆きも多い。ハレルについて「まだ32歳」と漏らす一言も、その一つだ。
具体例で目立つのはタイリーク・エバンスだ。新人王を獲得し、平均20得点5リバウンド5アシストを記録したが、コメントによればキングスの扱いにも問題があったという。仲間と問題行動が多いという噂があったと書くファンもいて、薬物で2年の出場停止を受けてリーグを去ったと指摘している。別のコメントでは、デロン・ウィリアムズがあっという間に消えたと書かれた。マイケル・カーター・ウィリアムズは、デビュー戦でヒートを相手にほぼクアドルプルダブル(4部門で2桁)を記録しながら、すぐリーグを去ったとされる。
理由がはっきりしない例も多い。フルツは1回のオフにシュートを打てなくなり、自信まで失ったと書かれていた。ジョーダン・プールについては、22年のファイナルでレイ・アレンの再来に見えたが、契約を得た後はどうなったのか、と含みを持たせる声が出た。ラマー・オドムはレイカーズにトレードに出されそうになった後、という文脈で挙がった。
このスレの空気を象徴するのは、20年のバブルで注目を集めたT.J.ウォーレンも数えていいのか、という問いかけだ。バブルとは、シーズン中断後にフロリダで行われた隔離環境の再開大会のこと。過去の名前を挙げることで、ファンが当時の印象を語り合っている。
巷の声
- 「1996年にバークレー、ユーイング、ボーグス、ラリー・ジョンソン、ブラッドリーが揃って急にプレーできなくなった時期がある、という皮肉。」
- 「フルツはまさにこの例で、1回のオフでなぜかシュートを打てなくなり、自信もなくしたと書くファンがいた。」
- 「プールは22年のファイナルでは対戦相手にレイ・アレンの再来に見えたのに、大型契約を得た後は……と言葉を濁した声。」
- 「キリレンコは22歳でオールスター、24歳でオールディフェンシブ・ファーストに選ばれたのに、その後は消えた。WoW中毒の噂があり、後にタトゥーまで入れたという話も添えられていた。」
- 「最大の例はシモンズ。身長6フィート10インチ(約208cm)でハンドリングも視野もあるのだから、ジャンプシュートがなくても十分すごい素材だったはず、という嘆き。」
理由は自信、私生活、環境とばらばらで、名前が挙がるたびに「あの頃は」という余韻だけが共通していた。
用語・人名メモ
- 新人王 — その年にデビューした選手の中で最も活躍した1人に贈られる賞。エバンスの例で挙がった。
- オールディフェンシブ・ファースト — 守備が優れた選手を選ぶ年間表彰の最上位チーム。キリレンコの例で触れられた。
- バブル — 2020年、シーズン中断後にフロリダの隔離環境で行われた再開大会。ウォーレンの活躍がこの名で語られる。
- クアドルプルダブル — 得点・リバウンド・アシストなど4部門で2桁を記録すること。達成は非常にまれ。
- ジョーダン・プール — ガードの選手。スレでは22年のファイナルでの印象と、その後の落差が語られた。
- ベン・シモンズ — ガード。身長6フィート10インチ(約208cm)の大型で、ボール運びと視野に長けるが、ジャンプシュートが弱点とされる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)