NBAでは「ずっと同じチームで現役を終える選手」をliferと呼ぶ。現地ファンの間で、そんな選手が同時に2人ロスターにいた最後のチームはどこか、という思い出話混じりの議論が起きている。通好みの小ネタ談義だ。
きっかけはスレ主の疑問だ。ウォリアーズはカリーとドレイモンド・グリーン (フォワード) の2人でそれを達成しそうだが、それ以外で最近あった例を思い出せないという。生え抜きを大事にする流れはあるものの、生涯一チームは、そのチームの象徴的な選手か愛されるrole playerに限られてきた、というのがスレ主の見立てだ。
いちばん多かった答えはスパーズ。ティムとマヌが現役の全期間を同じチームで過ごし、ずるをするなら2人にデビッド・ロビンソンも足せる、という声が上がった。本来ならトニー・パーカーも加わるはずだったが、本人が望まなかったという指摘もある。さらに昔の例として、マジック・ジョンソン、ジェームズ・ワージー、マイケル・クーパーの名前も挙がった。
身近な話としては、自分の応援チームで最後にそうだったのはレジー・ミラーとジェフ・フォスターで、もう20年以上前だと振り返るファンもいた。今の選手では、ヨキッチとマレーが一緒に10シーズン目を迎えているとの指摘がある一方、二人とも移籍の噂が絶えないとも言われる。エンビード (センター) は現時点で76ers一筋という声もあり、セルティックスのヒューゴ・ゴンザレスとジョーダン・ウォルシュ (ともにガード) を挙げる書き込みもあった。
少し意地悪な答えもある。リッキー・カウンシルは76ersで数年プレーしたが、今はGリーグにいて昨季はNBAの試合に出ていない。こうした控え選手の組み合わせまで含めれば、バムとUDがマイアミで重なっていた例などが「技術的な正解」になりそうだ、という指摘だ。
巷の声
- 「答えはスパーズだろう。ティムとマヌは現役の間ずっと同じチームだった。パーカーもそうなるべきだったが本人が望まなかった。ずるをするならデビッド・ロビンソンも入る。」
- 「本当の答えは、名も知れない控え選手の組み合わせになると思う。エンビードは今76ers一筋だし、リッキー・カウンシルも76ersで数年やって今はGリーグ、昨季はNBAの試合に出ていない。」
- 「自分のチームで最後にあったのはレジー・ミラーとジェフ・フォスターで、20年以上前。書いていて年を取った気分になった。」
- 「セルティックスならヒューゴとジョーダン・ウォルシュがいる。」
- 「マレーとヨキッチはもう10シーズン一緒で、これはすごい。ただ今は二人とも噂が多いけれど。」
生涯一チームの二人組は希少で、カリーとドレイモンドが最後まで残れば、その系譜の最新例になる。
用語・人名メモ
- lifer (ライファー) — キャリアの全期間を1つのチームで過ごす選手のこと。移籍が当たり前のリーグでは珍しい存在。
- Gリーグ — NBA傘下の下部リーグ。NBAのロスターに入れない選手が試合経験を積む場でもある。
- ドレイモンド・グリーン — ウォリアーズのフォワード。スレ主はカリーとの2人で生涯一チームを達成しそうだと見ている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)