NBAが明日「◯◯ルール」を発表するとしたら、その◯◯には誰の名前が入るか──そんなお題にr/nbaが乗っかり、真面目な球団経営批判からダジャレまで入り乱れる盛り上がりを見せた。ニュースというより、オフの暇つぶし的な議論スレ。
きっかけは単純な「もしもトーク」。NBAには実在の人物名がついたルールが既にあり(後述の用語メモ参照)、それに乗じて「次にルールに名前が残るとしたら誰だ」という妄想合戦になった。真剣な提案からしょうもない語呂合わせまで幅が広く、コメント欄の温度もバラバラなのがこの手のスレらしいところ。
一番票を集めたのは、新しいオーナーが球団を買収してから10年間は本拠地を移転できないようにすべき、というアイデア。NFLには既に似た規定があるとの指摘もあった。背景には2008年、オーナー交代直後にシアトル・スーパーソニックス(当時の本拠地チーム)がオクラホマシティへ移転しサンダーになった一件があり、「あの時にこそこのルールが必要だった」というコメントも共感を集めた。同じ流れで、フェニックス・サンズを買収したマット・イシュビアが就任早々に大型トレードを連発したことになぞらえ、「新オーナーは半年間は指名権トレード禁止」という案も出ていた。
一方で言葉遊び系も多い。ダラス・マーベリックスの新オーナー、ミリアム・アデルソンが看板選手ルカ・ドンチッチを電撃トレードして物議を醸したことを皮肉った「アデルソン・ルール(世論に確認なしに主力全員をトレードするの禁止)」や、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントの名前と“Ja Rule”(同名のラッパー)を掛けただけの一発ネタも。実現性より語感の面白さで盛り上がっている部分が大きい。
巷の声
- 「新オーナーは球団取得から10年は本拠地を移転できない、というルールにしてほしい。NFLにも似た規定がある」
- 「シアトルからソニックスが奪われた直後にこそ、このルールを作っておくべきだった」
- 「イシュビア・ルール。新オーナーは買収から半年くらい指名権のトレードを禁止、みたいなやつ」
- 「アデルソン・ルール。新オーナーは世論に確認せずに主力全員をトレードしちゃダメ、ってやつ」
- 「『ジャ』ルール。中身はよく分からないけど、50セント(ラッパー)は絶対気に入らないやつ」
用語・人名メモ
- スティーピアン・ルール — 1980年代にキャバリアーズの元オーナー、テッド・スティーピアンが指名権を乱発トレードしたことを受けてできた、球団の将来指名権トレードを制限する現行NBA規定。今回の議論の元ネタ
- シアトル・スーパーソニックス — 2008年にオーナー交代後、オクラホマシティへ移転しサンダーになった球団。地元ファンから惜しまれた移転劇の代表例として引き合いに出される
- マット・イシュビア — 2023年にフェニックス・サンズを買収した新オーナー。就任直後から積極的な指名権トレードで知られる
- ミリアム・アデルソン — 2023年にダラス・マーベリックスの主要オーナーとなった人物。看板選手ルカ・ドンチッチの電撃トレードで物議を醸した
- ジャ・モラント — メンフィス・グリズリーズのスター選手。銃をめぐる素行問題で複数回の出場停止処分を受けた
- トム・ダンドン — アイスホッケーNHLのカロライナ・ハリケーンズのオーナー。NBAではないが「わがままなオーナー」の代名詞としてジョークに引用された
あくまで妄想大喜利の域を出ないが、球団売買や移転をめぐる不満が根底にあるのは間違いなさそう。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)