r/nbaで、ファンが集団で自分に言い聞かせている最大のウソは何か、という問いが立った。審判、コーチ、ロッタリー、ジョーダン論まで、誰もが身に覚えのある本音がずらりと並ぶ通好みの大喜利になっている。
スレ主は、何度も繰り返されるうちに事実のように扱われるが、検証すると怪しい物語を挙げてほしいと呼びかけた。もっとも多かったのは、自チーム目線がゆがめるものの見方だ。自チームへのファウルはすべて正当で自チームは反則しない、全国放送で負けると相手が実況に持ち上げられているように感じる、といった自虐が続いた。
審判をめぐる指摘もある。3人の審判が高速で激しい48分間を毎晩正確・公平・客観的に裁ける、という前提そのものが最大の集団的錯覚だ、という声だ。一方で、リーグや審判に自チームへの偏りは無く、相手の3ポイント成功率が低いのは自チームの戦術のおかげでなく運にすぎない、単一シーズンの成功率は安定しない、と冷静にたしなめる投稿もあった。
歴史論では、ジョーダンの黄金期が長かったのは、7年間で6チームも増えたエクスパンション(新規参入)の影響が大きいからだ、という指摘が出た。当時のブルズ(シカゴのチーム)はジョーダン抜きでもイースタン・カンファレンス決勝に迫るほど層が厚かった、とも書かれている。さらに、今の選手は30〜40年前よりはるかに技術も身体能力も高いというのが、より認めがたい真実だとされた。
ほかには、戦力が足りないだけなのにコーチを責める風潮を挙げる声もあった。試合後のスレでは負けるとまずコーチが標的になるが、実際はそこまで頻繁にコーチの責任とは言えず、ロスターの問題を直視しない安易な逃げ道になっている、という見立てだ。ザイオン・ウィリアムソン(フォワード)について、今度こそ調子を取り戻したと自分に言い聞かせている、という皮肉も出ていた。
巷の声
- 「どのチームのファンも、自分たちの若手を狂ったように過大評価している。」
- 「自チームへのファウルはすべて当然の判定で、自チームは反則をしない。ファンの頭の中ではそうなっている。」
- 「ロッタリーは八百長だと信じたがる人は多いが、どうやるのかを聞くと誰も答えない。動機はどうでもよくて、方法が知りたいだけなのに、返信が来た試しがない。」
- 「負けが込むとすぐコーチのせいにされるが、単にロスターが足りていないだけのことも多い。」
- 「ザイオンがまた調子を取り戻した、と自分に言い聞かせようとしているところだ。」
結局、どのファンも他人の思い込みは見抜けるのに、自分のチームの話になると例外扱いしてしまう。そこがこのスレのいちばんの笑いどころだ。
用語・人名メモ
- エクスパンション — リーグが新チームを加えて拡張すること。チーム数が増えると有力選手が分散する。
- r/nba — 掲示板サイトRedditのNBAファン向けコミュニティ。試合スレやニュース速報スレが日々立つ。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)