リーグの財布事情に関する通好みの一報だが、現地ファンはサンダーの数年先の年俸繰りやオーナー論まで話を広げ、コメント欄がにぎわっている。
ゴズラン記者が、今季はセカンドアプロンに入る見込みのチームが一つもないと伝えた。セカンドアプロンは、チームの総年俸が一定のラインを超えたときに、補強やトレードで厳しい制限を受ける仕組み。これを超えるチームがゼロになるのは、制度が始まって以来初めてだという。ただし今季の見込みの話で、確定した数字ではない。
反応の中心はサンダーの先行きだった。あるファンは、サンダーの2027-28シーズンの計上額がすでに2億3700万ドル (約355億円) で、同じシーズンのセカンドアプロン予想額2億3300万ドル (約350億円) を上回ると書いた。ここにはケイソン・ウォレスの新契約が入っておらず、少なくとも2000万ドル (約30億円) 台にはなるだろうとも言う。そのためホルムグレンやカルーソ、ハート、ウォレスら主力の誰かが、1年半ほどのうちに放出されるという予想が出ている。別のファンは、来季は確実に超えるし、主力を出してもまだ超えかねないとまで書いている。
ほかにも、デンバーが入っていないのはロースターがまだ12人だからにすぎないという指摘や、キャブスが向かっているのではという声が並んだ。オーナーの得になる話ではないかという皮肉にも、年俸の総額は決まっていて配分が変わるだけだと説明するファンが現れた。
巷の声
- 「デンバーが入っていないのは、選手がまだ12人しかいないからだよ (笑)」
- 「セカンドアプロンって、もう導入から2年くらい経ってない?」
- 「セカンドアプロンって単語をもう一度見たら、限界かもしれない」
- 「「オーナー万歳…」と、会社の会議で無理やり拍手させられながら小声でつぶやく感じ」
- 「オーナーが得するわけじゃないと、r/nbaの若い子たちに1100万回目の説明をしている。選手の年俸の総額は決まっていて、アプロンは配分を変えるだけなのに」
ゼロのまま開幕を迎えられるかは、コメント欄が待っているペイトン・ワトソンの件の決着次第になりそうだ。
用語・人名メモ
- セカンドアプロン — チーム総年俸が一定ラインを超えたときに、トレードや補強に厳しい制限がかかる基準。「アプロン」は「エプロン」の意で、サラリーキャップ制度の上限ラインの一つ
- ロースター — チームが抱える選手の登録名簿。人数が少ないうちは、総年俸も低く見える
- ペイトン・ワトソン — ファクトシート上のポジションはガード。スレでは「Watsonの件」の決着待ちという声が出ていた
- ケイソン・ウォレス — ファクトシート上のポジションはガード。コメントでは新契約が2000万ドル (約30億円) 台になるという予想が出ていた
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)