サマーリーグでプレーする新人 AJ・ダヴァンツァのハイライトリプレイ集がスレ立てされ、派手なダンクよりも「ファウルを貰う技術」を巡って現地ファンの間で議論が盛り上がっている。ニュース性の強い一報ではなく、通好みの選手評価トピック。
AJ・ダヴァンツァはドラフト1位でウィザーズ (ワシントンの弱小再建チーム) に指名されたとみられる新人で、今はドラフト直後の若手向け公式リーグ戦「サマーリーグ」でプレーしている。今回はそのハイライト場面を集めたリプレイ投稿がスレの発端で、動画には好プレーが連発している。
現地の反応で目立つのが、彼の「ファウルを引き出す技術」の評判だ。接触を大きく見せるため頭を後ろに振る動き (ヘッドスナップバック) が効果的だと知りつつも「見ていて苦手」という声が複数出ている。ただし評価は試合ごとに分かれていて、1試合目は「際どいファウル稼ぎが多く見苦しかった」という声が強かったのに対し、今回の試合は「積極的にゴールに攻め込んだ結果、ディフェンス側が強引に止めに来てファウルになっている」という、より正当な形だという見方が広がっている。
この流れから、シャイ・ギルジャス=アレクサンダー (SGA、ファウルを引き出す技術で知られるMVP級スター) やダヴァンツァはファウル稼ぎで叩かれやすいのに、同じくらい大げさに接触を演出するルカ・ドンチッチやオースティン・リーブスは叩かれない、という選手ごとの評価の差についての議論も出ている。守備面についても「思っていたより悪くない、ただしまだ2試合の話」という慎重な評価がある。3ポイントシュートは8本中1本 (1/8) と成功率が低く、シュート面はまだ粗さが残る。それでも「2019年のザイオン・ウィリアムソン (身体能力の高さで即戦力評価された1位指名選手) 以来、最も即戦力として通用しそうな1位指名で、プレーの完成度はザイオンより上」という高評価も出ている。
巷の声
- 「一度ワシントンが強豪になった瞬間、こいつめちゃくちゃ嫌われるタイプだと思う」
- 「1試合目のファウル稼ぎはさすがに見苦しかったけど、今回は攻め込んだ結果だから倫理的な方だと思う」
- 「効果的だとわかってても、あの頭を後ろに振る動きは見てて自分の首まで痛くなる」
- 「SGAとダヴァンツァは叩かれるのに、ルカやリーブスも同じくらいフロップしてるのになんで叩かれないんだ」
- 「史上最もNBA対応力のある1位指名だと思う、ザイオン以来。しかもプレーはザイオンより洗練されてる」
用語・人名メモ
- AJ・ダヴァンツァ — ドラフト1位級と評される新人選手で、現在サマーリーグ (新人・若手向けの公式リーグ戦) でプレー中
- サマーリーグ — ドラフト直後の7月に開催される新人・若手中心の公式リーグ戦。本番前の力試しの場
- ウィザーズ — ワシントンの弱小再建チーム。若手中心のロースター編成が続いている
- SGA (シャイ・ギルジャス=アレクサンダー) — MVP級のスーパースター。ファウルを引き出す技術に長けていることでも知られる
- ザイオン・ウィリアムソン — 2019年ドラフト1位。桁外れの身体能力で入団直後から即戦力として評価された選手
- ファウルベイティング / ヘッドスナップバック — 接触を大きく見せて審判にファウルと判定させる動き。頭を後ろに振る仕草はその代表例
サマーリーグはまだ序盤、ファウル奪取頼みという評価を実力で覆せるか次戦以降のプレー内容に注目が集まる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)