Yahoo Sports の番組で、ブルズの新ヘッドコーチ、ティアゴ・スプリッターが1年目に大型フォワード陣をどう組み合わせるかが議論された。同番組のカービーは、シューターが少ない点を指摘し、速攻での得点が鍵になるとの見方を示した。
番組はYahoo Sportsのシニアアナリストのケビン・オコナーとトレイ・カービーが担当した。オコナーは、ブルズの顔ぶれを大型の選手が多い構成と整理した。ポジションがガードのジョシュ・ギディーは大型のポイントガードで、フォワードのマタス・ブゼリスは自分でシュートの機会を作れる選手だという。同じくフォワードのケイレブ・ウィルソンは大型選手ではなく、サマーリーグでは3点シュートを打ちボールも運ぶ大型のウイングのように見えたと紹介された。ルーキーのデイリン・スウェインは身長6フィート6インチ(約198cm)で、レナード・ミラーはベンチの層を厚くする選手とされた。オコナーは、主力のウィルソン、ブゼリス、ギディーをスプリッターがどう同時に使うのかに最も関心があると語った。
カービーは、挙がった選手たちに体格や運動能力はあるが、シューターの名前は多くないと指摘した。そのためオフに加入したノーマン・パウエルが重要な補強だったという見方だ。先発の予想メンバーの中で3点シュートが明確に得意なのはパウエルだけで、ブゼリスとギディーは平均的な水準止まりだと同氏は話した。
スプリッターはポートランドで1シーズン指揮を執っただけで、ブルズでの手法は読みにくいとカービーは述べた。前季のポートランドは当たりの強さと守備で結果を出し、コート全体で圧力をかける守り方を広めた流れの一つだったという。ただ、それが今季のブルズの強みに合うとは限らず、守備が堅いチームにはならないとカービーは見る。そのうえで、走って120〜125得点を取り、ターンオーバー(ボールを失うプレー)から得点につなげる展開を望んでいると述べた。
スプリッターがウィルソン、ブゼリス、ギディーの3人を同時にどう起用するかが、番組でも最大の論点として挙がった。
用語・人名メモ
- ブルズ — 米中西部の都市シカゴを本拠地とするNBAのチーム。
- ヘッドコーチ(HC) — チームの戦術や選手起用を決める責任者で、日本のプロ野球でいう監督にあたる。
- トランジション — 攻守が切り替わった直後に素早く攻める速攻の局面を指す。
- サマーリーグ — シーズン前の夏に開かれる、若手や新人が中心の非公式の大会。
出典: Yahoo Sports