参考動画
マイケル・ジョーダン(NBA 史上最高の選手、1990 年代のスターの筆頭)が異常に有利な笛を吹かれていたことを示すクリップがバイラルになり、現地ファンの間で『90 年代は本当に激しかったのか』という議論が盛り上がっている。
きっかけは、ジョーダンにかかった軽いコンタクトまでもがファウルとなる映像が拡散したこと。これにより、懐かしさに支配された『90 年代は武闘派だった』というイメージが本当かどうかが問われた。現地ファンからは『同じクリップばかり繰り返し見せられている』『半分は 80 年代デトロイト・ピストンズの映像を使い回している』という指摘が相次ぐ。ピストンズは当時の NBA で最も荒っぽいチームとして知られるが、実は彼らは『フロッピング』(わざと大げさに反応してファウルを引き出す行為)でも有名だったという皮肉がある。
データから見ると、ジョーダンの FTA 率(審判から吹かれるフリースロー試行の割合)は平均より 15 パーセント高い程度で——つまり、最新スターのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーや過去のコービーより実は低い水準だ。『映像では特別扱いに見えるが、統計では意外と平均的』という矛盾が浮かぶ。また、別の視点として『ジョーダンはわざと派手に反応せず、ただ笛を吹かせていた』つまり『審判が彼を保護していた』という解釈も出ている。
興味深いのは、この論争が 90 年代固有ではないという指摘だ。各時代で古い世代が『今の若い選手は甘やかされている』と言い続けてきた。データを見ると 1987 年のプレーオフでも、当時のニュース解説者から『ソフトなファウル』という指摘があり、『昔は自由だった』というイメージが実は後付けの可能性が高い。同時に『ディフェンスの質そのものが低かった』という指摘も重要だ。厳しい笛のせいではなく、単に昔の守備基準が甘かったのかもしれない。
巷の声
- 「同じ 20 個のクリップが永遠に回っている。その半分は 80 年代ピストンズばかり」
- 「各時代で『今は甘くなった』という議論がある。90 年代も当時の大人たちが同じことを言っていたはず」
- 「ジョーダンの FTA 率は平均より 15 パーセント高い。コービーやレブロン、それに最近の SGA ほどではない」
- 「ジョーダンはフロップしなかった。ただ審判が彼を守っていた。つまり統計よりも『特別扱い』は本当だった可能性もある」
- 「昔のディフェンスの質そのものが低かった。笛が厳しかったせいではなく、単に守備レベルが違う」
用語・人名メモ
- Michael Jordan(マイケル・ジョーダン) — NBA 史上最高の選手と評価される。1990 年代にシカゴ・ブルズで 6 度の優勝
- Bad Boy Pistons(ピストンズ) — デトロイト・ピストンズの 1980-90 年代の異名。身体的に激しいプレーと、実は『フロッピング』でも知られた
- FTA・FTR — フリースロー試行数・率。審判から吹かれるファウルの頻度を示す統計。高いほど有利な笛を吹かれている傾向
- Flopping(フロッピング) — わざと大げさに反応してファウルを引き出す行為。NBA では現在、ペナルティが科される
- Shai — 現在の NBA を代表するスターガード。オクラホマシティ・サンダーに所属
統計とクリップの矛盾を指摘する声が増えることで、NBA の時代比較はより正確になっていくのだろう。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)