マイアミ・ヒートはトレーニングキャンプ参加予定の未指名選手複数名と契約を予定しているが、標準契約選手が14名に達するまで契約の正式化を延期している。ギャニス・アンテトクンムポ獲得に伴うサラリーキャップの制限が背景にある。
ヒートは現在、標準契約で12名を抱えており、あと2名の獲得が必要。未指名からの契約を予定しているのはルイビル大のジェボン・ハドレー、カンザス大のトレ・ホワイト、南カリフォルニア大のエズラ・アウサー、クレムソン大のイアン・シェッフェリンの4名で、条件次第ではオーバーン大のキーショーン・ホールとの契約も検討されている。
これら選手に提供予定の「エクシビット10」契約は、約140万ドル(約2億1000万円)の基本給付が付く契約。レギュラーシーズンロスターに入らない限りサラリーキャップに計上されない。ホワイトはラスベガスのNBAサマーリーグで平均17.3得点、5.8リバウンドを記録しており、ツーウェイ契約(NBA とマイナーリーグ両登録)獲得の可能性が最も高いと見られている。
残る2枠の補強に向けて、ブラッドリー・ビール、デマー・デローザン、クレイ・トンプソン(ダラスからのトレード、またはバイアウト時)の獲得が検討されていると報じられている。ヒートはアンテトクンムポ獲得に伴うサラリーキャップのハードキャップ制限下に置かれており、最終的な補強に慎重な対応が必要な状況にある。
用語・人名メモ
- エクシビット10契約 — 基本給のある契約で、選手がレギュラーシーズンロスターに入らない限りサラリーキャップに計上されない
- ツーウェイ契約 — NBA とマイナーリーグ傘下への登録が可能な契約で、選手は両方で出場機会が得られる
- ハードキャップ — 最も厳しいサラリーキャップ制限で、超過が許されない制度
- NBAサマーリーグ — オフシーズンに行われるエキシビション試合で、新人やドラフト候補の評価の場
最終的にヒートが最後の2枠にどのベテラン選手を迎えるかは、まだ決まっていない。
出典: Sun Sentinel