Sports Illustratedが、ヒートが直近5回の1巡目で指名した選手5人のその後を振り返った。5人のうち、ヤクチョニス、ウェア、ジャケス・ジュニアの3人は現在バックスに所属している。
Sports Illustratedによると、ヒートはドラフトで指名されなかった選手から才能を見つけ出すことで知られる。一方で、スター選手はドラフト1巡目、とりわけ下位チームに与えられる上位指名権の抽選対象(ロッタリー)で見つかることが多く、ヒートは頻繁にはロッタリーに入らないという。
バックスにいる3人のうち、昨年の1巡目指名のカスパラス・ヤクチョニス(ガード)は、ヤニス・アデトクンボが絡むトレードでバックスへ移った。同誌は、パスが最大の長所である一方、ターンオーバー(ボールを失うプレー)が多くなりがちだと指摘し、昨季の3ポイント成功率は42%だったと伝えた。C のケレル・ウェアについては、長さと運動能力を備えるが動きの持続力に課題があると評し、克服すればオールスター級になり得ると書いている。ジェイミー・ジャケス・ジュニアは1年目にオールルーキー1stチームに入り、新人王投票で4位。2年目は低調だったが、昨季は自己最高のシーズンだったという。
ヒートに残るニコラ・ヨビッチは2022年ドラフトの27位指名で、キャリア最多の出場は昨季の47試合。同誌は、昨季はリーグでも屈指の低調なシューターだったとし、新人契約の延長にサインしたものの、早く立て直せなければ次に放出される可能性があると書いた。5人目のプレシャス・アチウワは、カイル・ラウリーとのトレードでトロントへ移り、通算393試合に出場している。同誌は、この指名は当時ファンが望んでいたタイリース・マクシーを指名しなかった点で語られることが多いとしている。
Sports Illustratedは、ヨビッチが早く立て直せなければ次に放出される可能性があると書いている。
用語・人名メモ
- ドラフト1巡目 — NBAの新人選手を選ぶドラフトの前半にあたる指名で、30チームが1人ずつ順に指名する。
- ロッタリー — プレーオフに進めなかったチームなどが対象になる、ドラフト上位指名順を決める抽選のこと。
- オールルーキーチーム — その年の新人選手の中から優秀な選手を選ぶ表彰で、1stチームと2ndチームがある。
- 新人契約の延長 — ドラフトで指名された選手が、新人としての契約期間中に結ぶ契約延長のこと。