ゴールデンステイト・ウォリアーズが、2026年のフリーエージェント市場でコリン・セクストンら3人との契約を見送ったことについて、Sports Illustratedが論じた。ウォリアーズはレブロン・ジェームズの獲得を逃した場合の資金計画を優先し、使える契約枠が限られていたという。
Sports Illustratedによると、ウォリアーズはジェームズを獲得できなかった場合、ドレイモンド・グリーンに年俸2770万ドル(約41億5500万円)のプレーヤーオプションを断った後の契約を与える計画だった。そのため、他チームとの契約に使えるノンタックスペイヤー・ミッドレベル例外の1500万ドル(約22億5000万円)を実質的に利用できなかったとされる。ウォリアーズはクリスタプス・ポルジンギスとの契約を延長し、グリーンと再契約。さらにタックスペイヤー・ミッドレベル例外でディアントニー・メルトンと620万ドル(約9億3000万円)で契約し、その後はベテラン最低額契約しか提示できない状況になったという。
セクストンはロサンゼルス・レイカーズと2年1920万ドル(約28億8000万円)で契約した。Sports Illustratedは、ウォリアーズがポルジンギスとの契約を見送ってノンタックスペイヤー例外を使っていれば、セクストン、メルトン、クインテン・ポストの契約を組み合わせられた可能性があると指摘している。ボヤン・ボグダノビッチはヒューストン・ロケッツとベテラン最低額契約、ウィリアムズもレイカーズとベテラン最低額契約に合意したとされ、同誌はこの2人もウォリアーズが獲得を逃した選手として挙げた。
用語・人名メモ
- フリーエージェント(FA) — 所属チームとの契約が切れ、他チームとも契約できる選手を指す。
- ノンタックスペイヤー・ミッドレベル例外 — サラリーキャップを超えているチームが、一定額まで選手と契約できるNBAの制度上の枠。
- タックスペイヤー・ミッドレベル例外 — ぜいたく税の対象チームに認められる、ノンタックスペイヤー枠より小さい契約枠。
- ベテラン最低額契約 — NBAが定める選手の年齢などに応じた最低額で結ぶ契約。
Sports Illustratedは、ウォリアーズがセクストン、ボグダノビッチ、ウィリアムズを逃したFA選手として挙げた。