話題

元王者ジェファーソンとフライが挙げた、2000年代の隠れた名選手

Yahoo Sports

元 NBA 王者のリチャード・ジェファーソンとチャニング・フライが、2000年代の「過小評価された選手」を挙げた。ジェファーソンはアンドレイ・キリレンコ、フライはモンタ・エリスを選んだ。Basketball Network の記事を Yahoo Sports が伝えた。

ジェファーソンが挙げたキリレンコは、ロシア出身の6フィート9インチ (約206cm) のフォワードで、1999年のドラフト1巡目24位でNBA入りした。ジャズでプレーし、NBA 13年間のキャリアでオールスターとオールディフェンシブチーム (守備で優れた選手が選ばれる年間表彰) に選ばれた。2007年にはジャズの一員としてウェスタン・カンファレンス決勝に進み、スパーズに敗れた。ジェファーソンは、試合後に記録を見ると12得点8リバウンド7アシスト4ブロック3スティール4オフェンスリバウンドのような数字が並んでいたと振り返り、「30得点ではなかった。そういう類のものではなかった。でも、名前は知っているのに、なぜあれほど厄介だったのか分からない、という選手が必ずいる」と語った。

フライが挙げたエリスは、6フィート3インチ (約191cm) のガードで、2005年の2巡目にウォリアーズが指名した選手だ。最優秀成長選手賞を受賞し、2009-10シーズンには平均25.5得点を記録した。2016年にキャバリアーズで優勝したフライは、初めて対戦した際にエリスへ「陸上をやっていたのか」と尋ね、「これが普通だ」と返されたと明かした。フライはジョン・ウォール、ギルバート・アリナス、トニー・パーカーも速い選手として挙げたうえで、エリスは彼ら全員にコートの端から端まで走り勝てると強調した。速さと得点力の両方を併せ持つ選手は、当時は少なかったという。

Basketball Network は、レブロン・ジェームズやステフィン・カリーほど知名度が高くなくても、大スターと同じように試合へ影響を与えうると結んでいる。

用語・人名メモ

  • オールディフェンシブチーム — その年に守備で優れた成績を残した選手が選ばれる NBA の表彰。
  • 最優秀成長選手賞 (Most Improved Player) — 前のシーズンから最も成績を伸ばした選手に贈られる NBA の年間表彰。
  • ドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名する NBA の制度。1巡目は各チームの最初の指名、2巡目は次の指名にあたる。
  • ウェスタン・カンファレンス決勝 — NBA は東西2つの地区 (カンファレンス) に分かれて優勝を争う。西地区の代表を決める最終戦がこの決勝で、勝つと NBA ファイナルへ進む。

出典: Yahoo Sports