Sports Illustrated は、ブルックリン・ネッツが今季どんなチームになるのかを論じた。夏にジュリアス・ランドルらベテランを加えたが、同じフォワードのマイケル・ポーター・ジュニアとの共存が大きな問いだとしている。
Sports Illustrated によると、ネッツは 2020 年代前半に短期間優勝を争った後、平凡な成績とドラフトロッタリーでの不運が続いている。同誌は 2024 年から再建中と書き、ドラフト制度の改革で負けても指名で得をしにくくなったとも指摘した。ネッツは夏にランドル、モリッツ・ワグナー、キオン・エリスのベテラン 3 人を獲得した。同誌はチームの最低ラインは上がるとしたうえで、その幅が問題だとしている。
ポーターは昨季、キャリアハイの平均 24.2 得点、7.1 リバウンド、3.0 アシスト、1.1 スティールを記録した。シュート成功率は、フィールドゴールが 46%、3 ポイントが 36%、フリースローが 86% だった。身長は 6 フィート 10 インチで、オールスター候補として話題になったという。一方で同誌は、ポーターが若手中心の布陣とかみ合わなかったと書く。エゴール・デミンや昨季ドラフト 1 巡目で入った新人 4 人の成長に、ポーターのシュート中心のプレースタイルは向かなかったという見方だ。
ポーターは現在の契約があと 1 年残っており、年俸は 4080 万ドル (約 61 億 2000 万円)。ネッツは契約を延長して今季いっぱいロスターに残すか、トレード市場を探るかを選べる。ランドルは契約延長の対象ではないが、2 月のトレード期限までに放出される可能性もあると同誌は書いた。ジョーディ・フェルナンデス HC は就任当初、献身的でテンポが速く、パスを多用するバスケットを語っていた。その路線を貫くのか、ポーターとランドルにテンポを落とさせて得点を勝利につなげるのかを、同誌は問うている。
ポーターの契約延長の扱いや、ランドルとの共存を含むチームの方向性は、まだ決まっていない。
用語・人名メモ
- ネッツ — ニューヨーク市ブルックリンを本拠地とする NBA チーム。
- ドラフトロッタリー — 新人選手の指名順を決める抽選のこと。
- トレード期限 — シーズン途中に選手の交換ができる最終日で、同誌は今季は 2 月としている。
- 契約延長 — 現在の契約が終わる前に、球団と選手が新たに結ぶ追加の契約のこと。