移籍・契約

ウェイド、キャブスから76ersへ 4年3900万ドルで契約

ClutchPoints

FAとなっていたフォワードのディーン・ウェイド (29) が、76ersと4年3900万ドル (約58億5000万円) の新契約を結んだ。ClutchPoints が本人のコメントとともに、決断の経緯を伝えた。

ClutchPoints によると、ウェイドは2019年にドラフト外でキャバリアーズに入団し、7年間同じチームでプレーしてきた。今オフは無制限FAとなり、リーグの約3分の1のチームが獲得に動いたという。キャブスのほか、ピストンズ、レイカーズ、クリッパーズにも関心があったとされる。ウェイドは、FA交渉の解禁直後に76ersへの加入を決めた。

決め手の一つは、76ersの新しいトップであるマイク・ガンジーとの関係だった。ウェイドは、解禁後の最初の約5時間はガンジーらから何度も連絡があり、自分が高く評価されていると分かったと話している。ガンジーはキャブスのアシスタントGM時代に、カンザス州立大出身でドラフト外だったウェイドの才能に早くから気づいた一人だという。ウェイドはこの決断の後にジェイレン・ブラウンがトレードで加わり、レブロン・ジェームズも合流したことで、選択は正しかったと確信したと語った。

ウェイドが所属していたキャブスは今季、2018年以来となるイースタン・カンファレンス・ファイナルに進み、第1シードのピストンズを破った。ウェイドはプレーオフでチーム最高のプラスマイナスを記録し、3ポイント成功率は38%近かった。ClutchPoints は76ersを今オフ最高の補強をしたチームと評し、前季の王者ニックスに次ぐ優勝候補と位置づけている。同メディアによると、ウェイドは先発と控えをつなぐ役割を担うことになる。

開幕前の時点で、フィラデルフィアでは優勝を目標とする空気がすでにあると ClutchPoints は伝えている。

用語・人名メモ

  • 無制限フリーエージェント — 契約が満了し、どのチームとも自由に交渉できる選手のこと。
  • ドラフト外 (アンドラフト) — 新人を選ぶドラフトで指名されなかった選手のこと。ウェイドは2019年にこの立場でキャブスに入った。
  • プラスマイナス — その選手が出場している間のチームの得点と失点の差を示す数字。
  • イースタン・カンファレンス・ファイナル — NBAのファイナルに進むチームを決める、東地区の決勝にあたる シリーズ。

出典: ClutchPoints