シクサーズ専門メディアの PhillyVoice は、ベン・シモンズ(30)の古巣復帰説をメールバッグで取り上げた。競技面でシクサーズが獲得する根拠はほとんど無いとの見方を示している。
PhillyVoice によると、シモンズは2025-26シーズンに NBA でプレーしなかったが、復帰する意思は固いとみられる。数週間前のスピアーズ記者の報道が最新の噂のきっかけになったという。読者からは、この話は単なるクリック狙いの話題か、シーズン中にシクサーズが契約する現実的な可能性はあるのか、という質問が寄せられた。なお ESPN のロスター(9月26日時点)では、シモンズはキングス所属となっている。
同メディアの答えは、競技面で復帰を支持する材料はほとんど無い、というものだ。最後にプレーした時のシモンズは小型のセンターで、リバウンドは強くなく、運動能力も衰えていたという。パスやコート全体を見る力は残るとしながらも、ドミニク・バーロウより優れている点があるのかと問う。バーロウは9番手か10番手、ジャバリ・ウォーカーは通常契約の14人中14番手になる見込みだと同メディアは書く。さらに、シクサーズはレブロン・ジェームズを獲得済みで、シモンズと同じタイプの選手として史上最高の存在だと指摘し、シモンズの適合はいっそうちぐはぐになると述べた。
同じ回では、ロースター15人目の枠に「プロセス」世代の選手を一人加えるなら誰か、という質問にも答えている。同メディアが挙げたのはロバート・コビントンだ。ドラフト外の選手で、ブレット・ブラウンとロイド・ピアースの下で守備の名手に育ったという。コビントンは2017-18シーズン、オールディフェンス・ファーストチームに選ばれ、3ポイント成功率36.9%(1試合6.9本)を記録した。この年のシクサーズは52勝している。翌シーズン序盤にジミー・バトラーを獲得するトレードで、ティンバーウルブズへ移った。
PhillyVoice は、シクサーズがシモンズを獲得する競技面の根拠はほとんど無いとの見方を示している。
用語・人名メモ
- メールバッグ — 読者から寄せられた質問に記者が答える企画で、今回は PhillyVoice のシクサーズ版。
- ベン・シモンズ — ドラフト全体1位で指名された元選手で、30歳。2025-26シーズンは NBA でプレーしていない。
- オールディフェンス・ファーストチーム — 守備で優れた成績を残した選手が選ばれる年間表彰のうち、最上位のチーム。
- 通常契約 — NBA のロースターに入る標準的な契約で、記事ではシクサーズの通常契約は14人とされている。
出典: PhillyVoice