Sports Illustrated (SI) は、アトランタ・ホークスが直近5年のドラフトで1巡目に指名した選手たちの現在を振り返る記事を掲載した。ジョンソンを大当たりと評価する一方、グリフィンやリサシェは外れと位置づけている。
SIによると、ジョンソンは初めてオールNBAチーム (シーズン活躍上位の選手を選ぶ年間表彰) に入った。2025-26シーズンは自己最多の72試合にすべて先発し、平均22.5得点、10.3リバウンド、7.9アシスト、1.2スティールを記録した。出場時間は平均35.2分。1シーズンで22.0得点・10.0リバウンド・7.0アシスト以上を平均した選手はNBA史上5人目で、オスカー・ロバートソン、ウィルト・チェンバレン、ニコラ・ヨキッチ、ラッセル・ウェストブルックに並んだ。得点・アシスト・リバウンドの3部門すべてでリーグ上位20傑に入ったのは、ホークスの選手として球団史上初だという。SIはこの指名を大当たりと評し、毎年成長している勝てる選手と書いている。
2022年のドラフトで指名したグリフィンは、ジョンソンと同じくデューク大の選手だが、結果は違った。1年目は3ポイントシュートの成功率39%を記録した。しかしクイン・スナイダーがヘッドコーチに就任した2年目にローテーションから外れ、2024年ドラフトの2日目にヒューストン・ロケッツへトレードされた。その後はロケッツでプレーせずNBAから引退した。SIはこれを、この10年間で最初の本格的な外れとし、代わりに指名できた選手としてタリ・イーソン、ジェイク・ラレイビア、ウォーカー・ケスラー、クリスチャン・ブラウン、ペイトン・ワトソンを挙げている。2023年に15位で指名したバフキンは、けがの影響でホークスでの2シーズンに合計27試合しか出場できなかった。その後、現金と引き換えにブルックリン・ネッツへトレードされ、昨季はレイカーズで堅実な1年を過ごして、今オフにニューオーリンズ・ペリカンズと1年契約を結んだ。
2024年のドラフトで1位指名の選択を迫られたホークスが選んだリサシェについて、SIは球団の直近5年で最も目立つ外れ、球団史上最大の外れかもしれないと書いている。1年目は新人王投票で2位に入ったが、2年目は終盤に先発から外れ、その後ほぼローテーションから外れた。今オフにはダラスとオクラホマシティが絡む3チーム間トレードでダラス・マーベリックスへ移り、クーパー・フラッグと同じチームでプレーすることになる。直近の指名選手のニューウェルは、獲得の経緯のほうが記憶されている指名だとSIは書く。1年目に伸びしろを示したが、昨季の大半をGリーグで過ごした。2026-27シーズンはローテーションに入る機会があるという。
SIは、ニューウェルが2026-27シーズンにローテーション入りする機会を得られると書いている。
用語・人名メモ
- オールNBAチーム — シーズンの活躍が特に優れた選手を選ぶ年間表彰で、選ばれることは一流選手の証しとされる。
- 新人王投票 — その年にデビューした新人の中から最優秀選手を選ぶ投票で、リサシェは1年目にここで2位に入った。
- Gリーグ — NBAの育成リーグで、出場機会の少ない若手が試合経験を積む場としても使われる。
- 現金トレード — 選手の対価として選手ではなく現金が支払われるトレードで、バフキンのネッツ移籍がこの形だった。