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保険が拒否した移植患者の薬、マーク・キューバンの薬局が提供

Redditで話題

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アメリカの医療システムの問題を露呈させるエピソードが、NBA コミュニティで話題だ。心臓移植患者が拒絶反応を防ぐ医薬品を保険会社に拒否されたが、ダラス・マーベリックス・オーナーのマーク・キューバン(テック業界で成功した起業家)が所有する薬局が対応した。

26歳の心臓移植生存者が、免疫抑制薬(移植後に拒絶反応を防ぐために必須の医薬品)を保険会社に拒否されたが、キューバンが運営するコストプラスドラッグスという薬局が対応し、患者に薬を提供したと報じられた。アメリカでは保険会社が医療費の支払いを判断する仕組みになっており、経営上の理由で高額な薬の支払いを拒否することがある。

キューバン(60代)は、テック企業の売却で莫大な資産を得た起業家。2022年に『多くのアメリカ人が保険会社に薬代を拒否されている』という問題に対抗するため、ジェネリック医薬品を低価格で販売する薬局『コストプラスドラッグス』を立ち上げた。米国では医薬品価格が非常に高く、個人の意思決定で患者が助かることがある異常な状況だ。

スレッドの反応では、アメリカのヘルスケアシステムそのものへの批判が渦巻いている。『医療を『ヘルスケア』と呼ぶのではなく『商用ギャンブル』と呼ぶべき』『本来は日本やヨーロッパのような単一支払者制度で全国民の医療を保障すべき』『億万長者に頼らなければならないシステムは異常』といった声が集まった。

巷の声

  • 「医療が営利事業で、かつ生存が億万長者の介入に頼られるなんて狂ってる。日本のような公的医療保険制度が必要だ」
  • 「医療を『ヘルスケア』と呼ぶな。これは『商用ギャンブル』だ」
  • 「ソーシャルメディアで話題になってようやく薬が手に入る。これがアメリカだ」
  • 「税金もたくさん払ってるのに、医療は営利企業任せ。これは本当におかしい」

用語・人名メモ

  • Mark Cuban — ダラス・マーベリックスのオーナー。テック企業の売却で莫大な資産を得た起業家で、医療問題への関心が高い。
  • Cost Plus Drugs — マーク・キューバンが2022年に立ち上げた、低価格のジェネリック医薬品を販売する薬局。米国の高い医薬品価格に対するカウンター。
  • 拒絶反応 — 臓器移植後、患者の免疫システムがドナー臓器を異物として認識して攻撃しようとする現象。移植を成功させるには免疫抑制薬が必須。
  • 単一支払者制度 — 一つの公的保険者がすべての国民の医療費を支払う制度。日本やカナダなど多くの先進国で採用されている。
  • ダラス・マーベリックス — テキサス州ダラスのNBAチーム。2011年にNBA優勝を経験している。

個人の慈善的介入は根本的な解決にはならず、米国のヘルスケアシステムそのものの抜本的改革が必要との議論が、現地コミュニティで強まっている。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)