シアトル時代から続くサンダーの伝説的なドラフトに並ぶものはあるのか、という問いがr/nbaで盛り上がっている。答えは出ないままだが、ブルズやペンギンズまで持ち出されて通好みの雑談になっている。
スレ主が挙げたのは2007年から2009年の3年連続のドラフトだ。2007年にケビン・デュラント (13-14シーズンのMVP)、2008年にラッセル・ウェストブルック (16-17のMVP)、2009年にジェームズ・ハーデン (17-18のMVP) を指名した。スーパーソニックスはシアトルにあったチームで、現在のオクラホマシティ・サンダーにあたる。ドラフトは新人選手を各チームが指名して獲得する制度で、3年続けて後のMVPを引いたことになる。
前例はなく今後も長く出ないだろう、という声があった。それでも探す人はいて、ウォリアーズの2009年から2012年 (ステフ、クレイ・トンプソン、ドレイ、ハリソン・バーンズ) と、ブルズの1984年から1987年 (MJ、ピッペン、ホーレス・グラント、オークリー) が挙がった。ただし優勝への貢献度ならこの2つが並ぶが、OKCの連続指名が最高という評価は変わらない、という整理だった。他競技からは、ペンギンズの2003年フルーリー、2004年マルキン、2005年クロスビーが出た。2巡目のルタンも加えた4人を殿堂級とするファンもいた。
現役世代では、ウェンバンヤマ、ディラン・ハーパー (ガード)、ステフォン・キャッスル (ガード) の並びを推す声がある。ウェンバンヤマは既にその議論にいて、ハーパーは将来のスター確実と見られ、キャッスルは2年目に平均17点・7リバウンド・5アシストで守備も有望だったという指摘だ。
一方で、上位指名を並べても成功しなかった例も多く出た。キャバリアーズは4年で3回全体1位を引いたが、と話がカイリー・アービングで途切れる皮肉や、マーベリックスが '18年に指名した2人のPGを手放したという指摘、ニックスの40年分より多く上位指名があったという数字が並んだ。
巷の声
- 「ドラフトの話なら前例はないし、この先も当分出ない。まさに奇跡のような巡り合わせだ」
- 「キャブズは4年のうち3回全体1位を引いたのに、獲れたのはカイリーと……(以下、言葉が続かない)」
- 「マーベリックスは '18年にオールNBA級になるPGを2人指名して、いなくても大丈夫と手放した」
- 「3年間の上位4位以内の指名数が、ニックスの過去40年分より多かったらしい」
- 「本当ならシモンズ、エンビード、フルツの並びになるはずだった、と皮肉る声もあった」
3年連続でMVP級を引いた例は結局見つからず、ブルズやペンギンズの名前が並んだだけで、サンダーの唯一無二ぶりが際立つスレになった。
用語・人名メモ
- ドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名して獲得する制度。上位の指名権ほど有望な選手を獲れる
- MVP — シーズンで最も活躍した選手に贈られる最優秀選手賞
- オールNBA — シーズンの優秀な選手を選ぶ制度。記事のコメントではPGの評価に使われている
- ステフォン・キャッスル — ファクトシート上はガード。コメントでは2年目の活躍がウェンバンヤマ、ハーパーと並んで語られた
- ディラン・ハーパー — ファクトシート上はガード。コメントでは将来のスター確実と見られている
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)