参考動画
2022年、ティンバーウルブズがクリッパーズを破ってプレイイン・トーナメントを勝ち抜き、20年間のプレイオフ不在を脱出した。その瞬間のパトリック・ビバリーの歓喜は、いまなお NBA 文化のアイコンとして語り継がれている。
ウルブズの長期低迷は深刻だった。過去20年間でプレイオフに出場したのは、わずか2度。アンソニー・エドワーズという高い得点能力を持つ若きエースが加わっても、チームの再生は待ったなしだった。その重圧の中での一試合がプレイイン・トーナメント。7位から10位のチームが争う短期決戦で、ここを勝つことがプレイオフ本戦進出権となる。クリッパーズとの対戦で、その悲願を成し遂げた。
ビバリーの祝杯は『アイ・アム・ザ・マン』という歌詞を連呼する形で表現された。アメリカの歌手アロー・ブラックの楽曲で、この場面はいまや現地ファンの間で象徴的なミーム(ネットネタ)として定着している。数年経った今でも、あの瞬間が蘇る。
ただ現地ファンの間では議論も起きている。『プレイイン進出ごときで、そこまで大げさに喜ぶのか』という批判がある。とりわけ、ビバリーのキャラクターに対しては人格的な批判の声も根強い。だが一方では『野球なら優勝のたびに選手が祝杯を上げる。スポーツは本来、こうした興奮を味わうためのものではないか』という意見も出ている。ウルブズ側も『20年近い長期低迷からの脱出。喜びは当然だ』と主張している。
巷の声
- 「『あの歌詞をぶつけるビバリーの姿は完璧だ』」
- 「『ウルブズは20年ぶりだ。野球なら毎試合シャンパン浴びてるじゃないか。なぜ NBA だけそこまで厳しいのか』」
- 「『正直な話、ビバリーが嫌われているだけでは』」
- 「『NBA ファンは本当にネガティブだ。自分たちが幸せじゃないから他人の喜びを貶めたがるんだ』」
用語・人名メモ
- パトリック・ビバリー — 守備の激しさと高い競争心で知られるガード。その一方で物議を醸す言動でも知られる
- ティンバーウルブズ — ミネソタ州のチーム。長く低迷が続いていたが、若きエースの加入で再生に向かっている
- アンソニー・エドワーズ — ウルブズの若きエース。得点力に優れ、2020年ドラフト全体1位で指名された注目選手
- プレイイン・トーナメント — シーズン終盤、7位から10位のチームが争う短期決戦。ここで勝つとプレイオフ本戦進出権を獲得
- アロー・ブラック — 米国の歌手。楽曲『アイ・アム・ザ・マン』がビバリーのこの場面と結びついてネットミーム化した
ビバリーのあの瞬間は、スポーツにおける喜びの表現をめぐる現地の葛藤を象徴する出来事として、いまも想起される。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)