参考動画
1992年のプレーオフ1回戦、マイアミ戦でジョーダンが56得点を挙げた試合のハイライトがr/nbaで共有され、往年のミッドレンジ談義と思い出話で静かに盛り上がっている。
スレタイによると、この試合はジョーダンのブルズがヒート (マイアミのチーム) を下してシリーズをスイープ (全勝) で終えた第3戦。ジョーダンはこのシリーズで1試合平均45得点、シュート成功率61% を記録し、3点シュートは1本も打たなかったという。
コメントでは試合の中身を掘り返す声が目立つ。あるファンによると、このシリーズで唯一の接戦で、ヒートは5点差で敗れた。56得点は3点なしでTS% 74% (フリースローも含めたシュート効率の指標) にあたり、ピッペンも31得点を挙げたが、他のブルズの先発は冴えなかったという。別のファンは、ジョーダンの56点はすべて後半の3クォーターで奪ったものだと指摘する。ヒートは球団初のプレーオフ勝利を狙って第1クォーターから好調で、ジョーダンは序盤は控えめだったためブルズが大きくリードされ、そこからジョーダンが攻撃モードに切り替えたという見立てだ。
話は現代との比較にも広がった。今ならこの本数のシュートの半分以上は3点になるだろうが、ミッドレンジ (ゴール近くと3点ラインの間) の一本一本を見るのが魅力的だ、という声が出ている。また、ステフィン・カリー (ウォリアーズのガード) のほうが攻撃面で上だという意見に対し、カリーがプレーオフで30得点超えの平均を残したのは1シーズンだけで、ジョーダンはプレーオフ通算で33.6得点だ、と反論するファンもいた。
巷の声
- 「ジョーダンを見ていると、バスケ選手がこうあるべきという姿を見ている気分になる。体つきも歩き方もジャンパーも、あの雰囲気も含めて、完璧な型そのものだった。」
- 「この動画で一番好きなのは3点が1本もないところ。今ならこの本数の半分以上が3点になるはずだが、ミッドレンジのシュートを見るほうがずっと魅力的だと思う。」
- 「ジョーダンが今のNBAにいたら、ポッドキャスターやストリーマーなんて焼かれてしまう、という声。」
- 「一度だけ生で見られたことに感謝している。あれ以来、ああいう選手は見たことがない。」
- 「88年から93年までのジョーダンは、選手の絶頂期として史上最高の期間だという声。」
3点が1本もない56得点が、3点全盛の今のファンにはむしろ新鮮に映る、という動画だった。
用語・人名メモ
- スイープ — プレーオフのシリーズで、負けなしの全勝で相手を退けること。
- ミッドレンジ — ゴール近くと3点ラインの間から打つシュート。3点が主流の今は減ったと言われる。
- TS% — 2点・3点・フリースローをまとめて、どれだけ効率よく得点したかを示す指標。
- プレーオフ 1 回戦 — シーズン終了後にチャンピオンを決めるトーナメントの最初の関門。相手と複数試合戦い、先に勝ち越したほうが勝ち上がる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)