移籍・契約

セルティックスの守備職人ウォルシュ、3年15億円で契約延長

有力記者報道

参考動画

リーグ全体を揺るがす大型移籍ではなく、堅実な脇役が正当に評価された地味だが好感度の高いニュース。

移籍・契約情報を世界最速で報じることで知られるESPN記者シャムズ・シャラニアによると、ボストン・セルティックス(東部の強豪で優勝経験もある常勝チーム)がフォワードのジョーダン・ウォルシュ(2023年ドラフト2巡目指名の22歳)と3年1500万ドル(約22.5億円)の契約延長に合意した。これで契約は2029-30シーズンまで続く。セルティックスはまず来季分の240万ドル(約3.6億円、チームがあらかじめ「延長するかどうか選べる権利」=チームオプションを行使したもの)を確定させ、そこにさらに3年分を上乗せした形になる。アーカンソー大学を一年でNBA入りした選手としては地味なスタートだったが、毎年着実に伸びてきた成長株が評価された契約と言える。

ウォルシュの評価が高いのは守備面だ。タイリース・マクシー(76ers)、ジェイレン・ブランソン(ニックス)、ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)といった、多くのチームが守り切れずに苦しむトップクラスの得点力を持つガード陣を、ウォルシュはうまく抑え込んでいるという評判がある。実際にレギュラーシーズンでは、彼がコートに立っている時のチームのネットレーティング(得失点差の指標)は76ers相手の敗退したシリーズで+22という好数字を残していた。加えてスリーポイント成功率38%、TS%(シュート効率を測る総合指標)62%と、オフェンスでも守備専門の選手にしては悪くない数字を残している。ただし68試合出場・25試合先発という起用法から分かる通り、まだ自分でシュートチャンスを作り出せるタイプではない。

一方でプレーオフでは苦しんだ。76ers相手のシリーズでは出場時間がわずか13分にとどまり、シュート面でも精彩を欠いた。ゲーム7ではヘッドコーチのジョー・マズーラ(通称ジョー)がウォルシュを先発から外し、同じくフォワードのロン・ハーパー・ジュニアを起用する采配を取った。ファンの間ではこの判断や、シリーズ中の対応の遅さを疑問視する声も出ている。レギュラーシーズンの堅い守備がプレーオフでは生かされなかった格好で、今回の契約延長は「安全網としての価値」を評価したものと言えそうだ。

巷の声

  • 「文句なしの掛け値なしの掘り出し物契約だと思う」
  • 「マクシーやブランソン、ミッチェルみたいな強力なガードを止められるうちの守備の要。76ersに負けたシリーズでも、彼が出てる時のネットレーティングは+22だった」
  • 「レギュラーシーズンはずっと相手を震え上がらせてたのに、なんでジョーはゲーム7で使わなかったんだ」
  • 「ハーパー・ジュニアに場所を譲るためだろうね」
  • 「そのシリーズ、オフェンスでは正直かなり厳しかった。13分の出場でシュートもほとんど入ってなかった」

用語・人名メモ

  • ジョーダン・ウォルシュ — セルティックスのフォワードで2023年ドラフト2巡目指名の22歳、守備を武器にする控え選手
  • ボストン・セルティックス — 東部カンファレンスの強豪で優勝経験もある常勝チーム
  • シャムズ・シャラニア — 移籍・契約情報を世界最速で報じることで知られるESPNの記者
  • チームオプション — あらかじめ契約に組み込まれた、来季も契約を延長するかどうかをチーム側が選べる権利
  • ジョー・マズーラ — セルティックスのヘッドコーチ
  • ロン・ハーパー・ジュニア — 同じくセルティックスのフォワードで、プレーオフのゲーム7でウォルシュに代わり先発した選手

来季以降、プレーオフでも信頼されて起用され続けられるかが次の焦点になる。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)