開幕前のオフにr/nbaで、ミルウォーキーのバックスは新しいロッタリー制度のもとでもあえて負けるべきだという投稿が立ち、制度の抜け道をめぐる通好みの議論になっている。出来事ではなく、ファンの頭の体操だ。
スレ主によると、新しいロッタリー制度 (ドラフト上位指名権の抽選) は、リーグ最下位でも1位指名の確率が下がる設計で、わざと負けるタンキングを抑える狙いがある。ただしスレ主は、その年の指名権を自分で持っていなければ、この確率の低下は関係ないと指摘する。
スレ主の提案はこうだ。バックスは価値のある選手を放出して他チームの指名権をかき集める。トレード期限には、プレーインに滑り込みたい必死なチームと取引する。その間の成績は悪いままでよい。下位3位以内に入れば他チームがその位置に落ちにくくなり、集めた指名権の価値が保たれるという理屈で、タンキングは死んだが、その死に方が新しいタンキングを生むという結論だ。
反応は、面白がる声と反論に分かれた。タンキングは死んでおらず、狙う順位が最下位から下から4番目あたりに移っただけだという見方がある。若くて「あと一枚」のチームがあえてプレーオフを外すようになるという予想も出た。その例として、2023年のサンダーやダラスが挙がり、サンダーがもう1敗して1位指名の確率を最大にしていれば、ウェンバンヤマを取れたはずだという指摘があった。
タンキングを続ける理由として、ドラフトでスーパースターを当てれば11年以上の保有権が手に入り、本人が移籍を求めても莫大なトレード収入が見込めるという声もあった。一方で、バックスの今世紀最高の選手は15位指名だったと一言添えるコメントもあった。
巷の声
- 「バックスが他チームを潰すために腹いせでタンクしたら笑える。シルバーが何か対処するのか気になる」
- 「タンキングは死んでない。狙う順位が最下位から下から4番目に変わっただけ」
- 「これから増えるのは、あと一枚で強くなる若いチームがわざとプレーオフを外すパターン。2023年のサンダーがもう1敗して1位指名の確率を最大にしていれば、ウェンバンヤマを取れていたはず」
- 「「タンキングは死んだ」派には笑ってしまう。ドラフトでスーパースターを当てれば11年以上は手元に置けるし、移籍を求められても大量の見返りが得られる」
- 「バックスの今世紀最高の選手は15位指名だった」
ルールが枠組みを作れば誰かがそこを突くというコメントがあったが、この議論の主旨もまさにそれで、制度を変えても、得する負け方を探す知恵は止まらないという話だ。
用語・人名メモ
- タンキング — ドラフトの上位指名権を得るために、シーズンを通してわざと負けを重ねる戦略。
- プレーイン — プレーオフ出場の最後の枠を争う、追加の試合。
- ウェンバンヤマ — コメントの中で、2023年のドラフトの目玉として名前が挙がった選手。フランス出身で、長身が特徴。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)