サンダーでデュラントとともにプレーしたアンソニー・モローが、ポッドキャストで退団を知った日の本音を語り、コメント欄では笑いと愛着の声が集まっている。通好みの裏話だが、語り口のおかしさがリーグのファンを引きつけている。
サンダー (オクラホマシティのチーム) で3シーズン、フォワードのケビン・デュラントと同じコートに立ったモローは、司会者から退団を予想していたかと聞かれ、まったく予想していなかったと答えた。知ったのは7月4日で、父の家を出て自宅に向かう車中で、祈って気持ちを整理する必要があったという。
モローはデュラントに、兄弟のように思っている、決断は自分で決めるべきやり方でしたのだから、大人として成功を願っている、と送った。返ってきたのは短い感謝の返事だったが、モローは携帯を置いた瞬間に悪態をついたと明かしている。それでも「兄弟として一生愛している」とも語り、怒りと愛情が同居する正直な話しぶりが笑いを誘った。
モローはウェストブルックにも連絡している。ラスと呼ばれる本人からは「俺は大丈夫」と返ってきただけで、その返事をモローはどこかTupacのようだと感じ、トレーニングキャンプで会おうと思ったという。ウェストブルックはすでにジムに戻っており、翌シーズンは大暴れだったとモローは振り返る。コメント欄にも、翌季にダンクが増えると期待していたらMVPまで取り、3点シュートも自己ベストの年になったと回想するファンがいた。
反応で目立つのは、モロー本人への愛着だ。ドラフト外のルーキーとして4試合目に37点を挙げたと当時を思い出す声や、シュートの美しさを称える声があり、もっと喋らせてほしいという要望も上がった。一方でサンダーファンを名乗る人は、退団の日が人生で最も暗い日だったと書きつつ、その後に優勝とMVPが来たので今は良い世界線だと語っている。
巷の声
- 「モローが喋るのを初めて聞いたけど、とにかく面白かった。」
- 「悔しくても友人として送り出して、いつか気持ちを整理すればいい。相手は配偶者ではないし、何かを負っているわけでもない。それが適切な対応だと思う。」
- 「ドラフト外のルーキーで、キャリア4試合目に37点を取った男だ。今の時代にそんなことが起きたらと想像してしまう。」
- 「サンダーファンとして、あの日は人生で一番暗い日だった。でも今は退団後に優勝もMVPも来たので、あっちの世界線のほうが良かったと思っている。」
- 「KDのほうも、あのチームにうんざりして同じ気持ちだったんじゃないか。」
電話を置いた瞬間の悪態まで正直に話してしまうところが、モローが愛される理由なのだろう。
用語・人名メモ
- アンソニー・モロー — サンダーで3シーズン、デュラントと同じチームでプレーした。シュートの美しさをファンに褒められている。
- サンダー — オクラホマシティを本拠地とするチーム。デュラントが去ったチームとして話に出てくる。
- ドラフト外 (アンドラフテッド) — ドラフトで指名されないまま契約してリーグに入った選手のこと。
- トレーニングキャンプ — シーズン開幕前に行われる全体練習の合宿で、選手が顔を合わせる場になる。
- MVP — シーズンで最も活躍した選手に贈られる最優秀選手賞。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)