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ケビン・ラブ、サンダーが3人を残せない年俸規制に憤る

Redditで話題

元は選手の一言だが、スレは「エプロン」という年俸規制の是非をめぐる議論に育った。オフに落ち着いて読むと面白い、通好みの制度論争だ。

ケビン・ラブが、サンダーが主力3人を一緒に保てないのは第2エプロンのせいだ、と強い口調で怒った。第2エプロンは、チームの総年俸がある基準を超えたときに補強の手段へ厳しい制限をかける仕組みだ。ラブは、サンダーを作り上げたサム・プレスティまでこの規則に手足を縛られるのか、と話した。書き起こしがスレに載っている。

ラブはサンダーへの称賛も並べている。互いを称え合う結束の強さ、育成のうまさ、大量リードの場面でも全力で守備に戻る姿勢を挙げ、機械のようなチームだと評した。自前でドラフトした選手たちなのだから、と守る側の立場で語っている。

ただ、スレの反応は同調ばかりではない。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは、サンダーがドラフトした選手ではないと指摘するファンがいる。ラブが挙げたカルーソ(ガード)も同じだという。シェイとチェット・ホルムグレンの両方にマックス契約を出せばエプロンに近づくのは当然、という声も出た。

制度を擁護する声も目立つ。エプロンは資金力の乏しい小規模市場のチームを守るために作られた、と説明するファンがいる。ウォリアーズや、資金力のあるオーナーを抱えるクリッパーズのようなチームが、税を気にせず金を使うことへの警戒から生まれたという。セルティックスがファイナルMVPを手放したのも同じ規則のためだ、と挙げるコメントもあった。

巷の声

  • 「エプロンは、ウォリアーズや、資金が潤沢なクリッパーズのオーナーのようなチームに対抗して、OKCのような小さな市場のチームを助けるために作られたもの。」
  • 「ラブの例は少しずれている。OKCはシェイをドラフトしていないし、カルーソも同じだ。」
  • 「シェイにマックス、チェットにもマックスを出せば、エプロンに届くのは当たり前。」
  • 「育てた主力をまとめて保てるはずという発想はNBA特有のもので、賛成できない。ドラフトで当てて優勝という見返りはもう得ている。」
  • 「OKCはマックス3人を抱えているから保てないだけ。セルティックスもファイナルMVPを手放したばかりで、規則は狙いどおり働いている。」

機械のようなチームへの称賛から始まった話が、3人にマックスを払えばこうなる、という冷めた指摘に行き着いた。ラブの怒りは、そのまま規則そのものへの疑問として残っている。

用語・人名メモ

  • 第2エプロン — チームの総年俸がある基準を超えたときに、補強やトレードに厳しい制限がかかる仕組み。贅沢税の基準よりさらに上に置かれている。
  • マックス契約 — 選手が結べる最高額の契約。1人がこれを受け取ると、チームの年俸に占める割合が大きい。
  • サム・プレスティ — サンダーのドラフトや補強を手がけてきた人物として、ラブが名前を挙げて称えた。
  • アレックス・カルーソ — ガードの選手。ラブが挙げた1人だが、スレでは、サンダーがドラフトした選手ではないと指摘された。
  • チェット・ホルムグレン — サンダーのセンター(C)。スレではシェイと並んでマックス契約の話に出た。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)