試合

「バスト」と叩かれた新人、第3Qだけで18得点の乱れ打ち

現地報道

NBAサマーリーグ(ドラフトされたばかりの新人やベンチ組が本拠地入り前に力を試す非公式の若手リーグ)の一戦で、指名直後から酷評されていた新人ケイテン・ウェイグラーが第3クオーターだけで18得点。3ポイント、アンドワン、ターンアラウンド、ステップバック3、そしてブザー間際のロゴ3(センターサークル付近からの超ロングシュート)までねじ込み、現地が一気に沸いた。

ウェイグラーは第3クオーターの間に、3ポイントシュート、顔面に接触を受けながら沈めたフリースロー、ターンアラウンドジャンパー、ステップバック3ポイントと立て続けに得点。極めつけは第3クオーター終了間際、対戦相手のダリン・ピーターソン(同じく若手の注目選手)にファウルを受けながら放ったロゴ3(コート中央のロゴマーク付近、通常のスリーポイントラインよりさらに数メートル遠い位置からのシュート)を成功させ、フリースローも決めて4点プレーに。1クオーターだけで18得点というのは、フル出場の主力でも滅多に出ないハイペースで、それだけ短時間で一気に畳みかけたということになる。

ウェイグラーはドラフトで指名された直後、SNS上で「期待外れ(バスト)になるのでは」という厳しい評価を浴びていた新人だった。今回のパフォーマンスは、そうした声への一種の反論として受け止められ、批判していた側を茶化すコメントも目立った。ただしこれはあくまでサマーリーグという、シーズン前の力試しの場での一戦。相手も本職の主力ではなく、同じく評価が定まっていない若手同士の対戦であることには注意が必要になる。

現地の反応は熱狂一辺倒ではなく、「まだ19歳そこそこなのだから騒ぎすぎるな」「ダンクも打てるが、ステップバック3が決まるなら無理にダンクを狙う必要がない」といった、期待と冷静さが入り混じったものが多かった。ドラフト指名そのものへの評価はまだ分かれたままで、今回の1試合で全てが覆ったわけではないという慎重な見方も根強い。

巷の声

  • 「ダンクを打ってるところも見せてくれよ、正直ダンクできないと思ってた」
  • 「ステップバック3が普通に入るなら、わざわざダンクを狙う必要ないだろ」
  • 「ドラフト後にボロクソ言われてたの、こいつ絶対聞いてたよな」
  • 「まだ19歳そこそこだぞ、みんな落ち着けって」
  • 「このピックはまだ納得してないけど、この第3クオーターは普通にすごかった」

用語・人名メモ

  • サマーリーグ — NBAの新人・若手選手がレギュラーシーズン前に実戦経験を積む非公式の夏季リーグ。評価はまだ流動的な段階の選手が多い
  • ケイテン・ウェイグラー — この記事の主役の新人選手。ドラフト直後は「期待外れ」と厳しい評価を受けていた
  • ダリン・ピーターソン — この試合でウェイグラーと対戦した相手選手。同じく評価が定まっていない若手の一人
  • ロゴ3 — コート中央のチームロゴ付近、通常の3ポイントラインよりさらに数メートル遠い位置から放つロングシュートのこと
  • アンドワン(and-1) — シュートを決めながら相手のファウルを受け、追加のフリースロー1本が与えられるプレー。合計4点が入ることになる
  • バスト — ドラフトで指名されたにもかかわらず、期待に見合う活躍ができない選手を指す評価用語

サマーリーグでの一発芸で終わるのか、それとも本拠地シーズンでも再現できるのか、次の出場が試金石になる。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)