NBAのキングスで、ガードのマリク・モンクが契約延長を結べる資格を持っている。Sports Illustratedは、延長の可能性を分析する記事を掲載した。
Sports Illustratedによると、キングスではモンクとドマンタス・サボニスの2人が、今オフに延長契約の資格を持つ。モンクは2024年、無制限FA (どのチームとも契約できる立場) だった。キングスは46勝しながらプレーイン・トーナメントで敗れたシーズンの後、4年7780万ドル (約116億7000万円) で残留させた。4年目は選手側が残留か破棄かを選べるオプション付きだった。
同誌は、モンクの契約をリーグがマイナス価値とみていると書く。マジックが獲得を試みたと報じられたが、トレード市場には結びつかず、キングスは1年以上前から放出を試みているという。そのうえで、オプションを破棄したうえで年俸を下げる延長なら、契約が改善しトレード価値も上がると論じる。参考例として挙げたのが、延長のたびに年俸を下げていったCJ・マッカラムのケースだ。
記事はNBAの拡張にも触れる。リーグは新チーム2つの追加を検討しており、早ければ2028年。実現すれば2004年以来の拡張ドラフトになる。セルティックスのマイク・ザレン (アシスタントGM) は、良い契約の選手を多く抱えるほど、拡張ドラフト後にも多く残ると述べた。同誌はこれをキングスにも当てはめ、2028年にルーキー契約以外で残るのはキーガン・マレーだけだと指摘する。
Sports Illustratedは、モンクの延長を可能性の低い話としつつ、すぐに退けるべきではないと論じている。
用語・人名メモ
- 延長契約 (エクステンション) — 現在の契約が残っている間に、選手とチームが結ぶ新しい契約のこと。
- プレーヤーオプション — 契約の最終年を残るか破棄するかを、選手側が選べる権利のこと。
- 拡張ドラフト — 新チームが加わる際に、既存チームの選手から新チームが指名して戦力を作る制度。
- CBA — リーグと選手会が結ぶ労使協定で、年俸や契約の細かいルールを定めている。