SIは、キャバリアーズがトレーニングキャンプ前にやるべき補強を論じた。獲得目標としてクミンガとワトソンの名を挙げている。
SIによると、キャバリアーズはドノバン・ミッチェルと再契約し、ジャレット・アレン、エバン・モーブリーとの主力の顔ぶれを保った。クロアチア出身のウイング、マリオ・ヘゾニャとも契約し、ルーキーのメリーク・トーマスはサマーリーグで活躍した。一方で東カンファレンスの他チームは戦力を厚くしている。76ersはジェイレン・ブラウンとレブロン・ジェームズを加え、ヒートはヤニス・アデトクンボを獲得した。
SIが獲得目標に挙げたのは、ジョナサン・クミンガとペイトン・ワトソンの2人だ。クミンガは2000万ドル(約30億円)のサラリーを求めていると報じられた。SIは、現実的な道はマックス・ストラスを使うサイン・アンド・トレードだとみる。ワトソンについては、ナゲッツがぜいたく税の制約の中で現有戦力を残したい意向とされる。ナゲッツの幹部は Spotrac のキース・スミスに「ワトソンには残ってほしい」と話した。キャブス自身もリーグ屈指の高額チームで、年俸を減らす必要がある。
ジェームズ・ハーデンとの再契約は保留になっている。SIは、ハーデンが残留を望む一方、戦力がそろう確信を得てから契約したがっていると伝える。クミンガかワトソンのどちらかが加われば決断するとみられ、両者の同時獲得は難しいという。ほかにSIは、ウィザーズのアンソニー・デイビスを狙うトレード案にも触れた。ただしウィザーズが大きな見返りなしに放出する可能性は低いとする。SIは、レブロンの決断を待つ時間が補強計画とトレード市場での動きを制約したとも書いている。
ハーデンとの再契約は保留のままで、クミンガかワトソンの獲得が次の判断材料になるとSIは伝えている。
用語・人名メモ
- サイン・アンド・トレード — 選手が今のチームと契約を結んだうえで、そのまま別のチームへトレードされる方式。
- ぜいたく税 — チームの総年俸が一定の水準を超えると、超過分に応じて課される課徴金。
- サマーリーグ — シーズン前の夏に開かれる、新人や若手が中心の実戦形式の大会。
- 東カンファレンス — NBAの30チームを東西に分けたうちの東側の区分で、キャバリアーズ、76ers、ヒート、ウィザーズが属する。