Yahoo Sports が転載した Basketball Network の記事によると、ドワイト・ハワードは2004年のドラフト前、18歳の時にセンターというポジションへの否定的な考えを語っていた。実際には新人の年からセンターとして先発し、キャリアの大半をそのポジションで過ごしている。
2004年のNBAドラフトを前に、高校生のハワードは全体1位指名が確実視されていた。所属した Southwest Atlanta Christian Academy を31勝2敗 (33試合中31勝) に導いて州優勝を果たし、高校年間最優秀選手賞も総なめにしていた。当時の論点は、体格はセンター級、技術はパワーフォワード級のハワードがどちらで起用されるかだった。
ハワードは AP のインタビューで、ケビン・ガーネットのようなプレーとデビッド・ロビンソンのような振る舞いを目指すと語った。ガーネットについては「憧れの存在で、ビデオもたくさん見ている」という趣旨を話し、ロビンソンには「静かな殺し屋。多くは語らないが、行動が語る」と敬意を示した。ロビンソンについては、プレーそのものやポジションではなく、コート上での立ち居振る舞いと成し遂げたことに惹かれたという。記事によると、ガーネットは6フィート11インチ (約211センチ) でハワードより1インチ高く、ミドルレンジやロングの ジャンプシュートも決める多才なパワーフォワードだった。
センターについてハワードは「センターは年寄りのポジションだと思う。ゴール下に座って場所を取るだけ。自分は走っていたい」と述べた。ところがハワードは予想どおりマジックに全体1位で指名され、新人の年は82試合すべてでセンターとして先発した。記事によると、キャリアの88%をセンターで過ごし、全シュートの93%は0〜10フィート (ゴールから約3メートル以内) から放っている。全シュートの93.2%は2点シュートで、引退後には殿堂入りも果たした。
センターを望まなかった18歳のハワードは、キャリアの88%をセンターとして過ごした。
用語・人名メモ
- NBAドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名する制度で、全体1位はその年の最初に指名される選手のこと。
- センターとパワーフォワード — どちらもゴール付近でプレーすることが多い背の高い選手のポジションで、パワーフォワードのほうが外からのシュートやスピードも求められる傾向がある。
- ケビン・ガーネット — 記事によると身長6フィート11インチのパワーフォワードで、ミドルレンジやロングのジャンプシュートも決め、速攻の場面でも動けた選手。愛称は「ビッグ・チケット」。
- デビッド・ロビンソン — 記事では、ハワードが振る舞いや成し遂げたことに憧れを語った選手として登場し、愛称は「アドミラル」。
- オーランド・マジック — フロリダ州オーランドに本拠を置くチームで、2004年のドラフトでハワードを全体1位で指名した。
出典: Yahoo Sports