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NBA、アキレス腱断裂と出場時間の増加を結ぶ研究に反論

Redditで話題

アキレス腱断裂の前に出場時間が増えていたとする医学研究に対し、NBAが内部調査を根拠に関係は無いと反論した。r/nbaでは、リーグの言い分を疑う声が目立つ。

問題の研究は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校 (UCSF) に関わる医師や研究者がまとめ、Orthopaedic Journal of Sports Medicineに掲載された。断裂の直前10試合・15試合の出場時間が、その選手のシーズン平均より長い傾向と、断裂との間に相関が見られたという。ただし相関が示されただけで、原因だと断定した研究ではない。

背景には、2年前にNBAで7人がアキレス腱を断裂した出来事がある。アキレス腱はふくらはぎとかかとをつなぐ腱で、切れると長期離脱になりやすい。7人にはプレーオフ中の3人、フォワードのジェイソン・テイタム、ガードのデイミアン・リラードとタイリース・ハリバートンが含まれる。昨季の断裂はガードのドンテ・ディビンチェンゾ1人だった。

これに対しNBAは、自前の内部調査では関係が見つかっていないと説明した。スレには、リーグ側の説明として、過去10年の断裂の大半はオールスター前に起きているという発言も引かれている。これについてスレでは、シーズン序盤は調整期でむしろ負荷の議論と噛み合わないという指摘が出た。

巷の声

  • 「元の研究は統計的な検出力が高くないと認めつつ、リーグ側の説明もおかしいという声。断裂がオールスター前に多いと言われても、それはオフ明けで体を慣らす時期の話ではないか、という突っ込みだ。」
  • 「使いすぎがケガにつながるという主張は十分ありそうな話で、どうやって否定するのか分からないという素朴な感想。」
  • 「ポイントはシーズン平均と比べた増加分で、単なる使いすぎではなく慣れない負荷が問題だという指摘。試合数を減らしても効きにくく、効かせるならプレーオフでの制限になるが現実的ではないとし、バック・トゥ・バック解消のためなら短縮に賛成という。」
  • 「内部調査という根拠に「はいはい、そうですか」と皮肉る声。」
  • 「大手タバコ会社が、喫煙と健康被害を結びつける研究に反論するのと同じ構図だ、と皮肉る声。」

研究は相関を示しただけ、リーグは関係なしの立場を崩さず、スレの論点はバック・トゥ・バックの解消やプレーオフの負荷管理にまで広がったが、どちらも決着はついていない。

用語・人名メモ

  • アキレス腱断裂 — ふくらはぎとかかとをつなぐ腱が切れるケガ。復帰まで長期間かかることが多く、バスケットボールでは大きな痛手とされる。
  • バック・トゥ・バック — 2日連続で試合が組まれる日程のこと。選手の疲労が溜まりやすいとして、たびたび議論になる。
  • オールスター前 — シーズン中盤に開かれるオールスター戦の前の期間。NBA側の発言では、断裂の多くがこの時期までに起きているとされた。
  • Orthopaedic Journal of Sports Medicine — スポーツによる骨や関節のケガを扱う医学誌。今回の研究が掲載された。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)