実際の動画
オフシーズンらしい通好みの小ネタがr/nbaで盛り上がっている。1999年のスパーズで、ティム・ダンカンとデビッド・ロビンソンがスタークラフトに興じていた話は毎年のように語られるが、その腕前を映像から採点し直す投稿が立ち、ファンが乗っかった。
投稿者によると、毎年オフになると、ダンカンとロビンソンが1999年のファイナルの時期やチーム機内でスタークラフトを遊んでいた話が持ち出される。ただ、映像を見る限り上手いとは言えないというのが投稿者の見立てだ。ホットキー (キーボードのショートカット) を使っておらず、1分あたりの操作回数は少なく、素早く反応できる姿勢でもない。ダンカンは資源をため込んでいて、経済の基本であるワーカーの増産ができていない、とも指摘している。
比較として投稿者が挙げたのは、本当にゲームが上手いNBA選手たちだ。ルカ・ドンチッチ (ガード) はオーバーウォッチで上位500位に入ったと投稿者は書いている。マイケル・ジョーダンは引退後にビジュワルド (宝石を並べて消すパズルゲーム) にはまり、レベル100に到達して「Bejeweled Demigod」と呼ばれるようになった、というのも投稿者の主張だ。
コメント欄も全体にネタとして楽しんでいる。ゴードン・ヘイワードがロックアウト (労使交渉の決裂で試合ができない状態) のシーズンにスタークラフト2の大会に出たと指摘するファンがいて、レブロン・ジェームズ (フォワード) の移籍発表番組を真似たパロディまでやったという。同じコメントは、1999年はゲームが今ほど一般的でなく、まして飛行機の中で遊ぶ選手はスパーズが目立っていたとも書いている。
擁護もある。当時はホットキーを使う人がほとんどおらず、マウスの質も今より悪かったという指摘だ。マウスのトラックボールについては、あれは悪くなかったと言うファンもいた。
巷の声
- 「スタークラフトは頭を使うゲームだ。だからポップのチームは賢かった。他のチームはマリオカートをやっていた。」
- 「コービーがスパーズをスタークラフトで完敗させた話は誰もしない。このスレがコービーを嫌っている証拠だ。(ジョーク)」
- 「スタークラフト2でマスターになった。これをどうやってNBAのキャリアにつなげればいい?」
- 「昔はホットキーを使う人がほとんどいなかった。マウスも今よりずっと質が悪くて、あのトラックボールはむしろ良かった方だ。」
- 「姿勢がなっていないし、スクロールボール付きのマウスは何だ。仲間とならスパーズに余裕で勝てる。GG NO RE。」
腕前の採点はどれだけ辛くても、決勝の年に機内でスタークラフトを遊ぶ姿が毎年のように語られる時点で、ネタとしては満点なのだろう。
用語・人名メモ
- スパーズ — テキサス州サンアントニオを本拠地とするチーム。記事ではダンカンとロビンソンが1999年に在籍していた話が出てくる。
- スタークラフト — 資源を集めて兵を育て、相手と戦うリアルタイムストラテジー (RTS) のパソコンゲーム。対戦の腕前は操作の速さと経済運営の両方で決まる。
- ホットキー — キーボードのショートカットで、マウスを使わずに素早く命令を出す操作。上級者ほど多用する。
- ロックアウト — 労使交渉がまとまらず、チーム側が選手を締め出して試合ができなくなる状態。コメントではヘイワードがその期間に大会へ出たと語られた。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)