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オフシーズンの暇な時期にありがちな、現地ファンの懐古スレ。「怪我さえなければ」の代表格を巡って、ロトルド世代からベテランファンまで盛り上がっている。
きっかけは「怪我でキャリアが早く終わったのは誰か」という単純な問い。真っ先に名前が挙がったのがデリック・ローズ(元シカゴ・ブルズのポイントガード)。2011年、22〜23歳という若さでNBA史上最年少のMVP(最優秀選手)に選ばれたが、翌年のプレーオフで膝の靱帯(ACL)を断裂。以降も怪我が続き、あの全盛期は事実上その1シーズンで終わった。当時「貧乏人版ローズ」と見られていたのがラッセル・ウェストブルック(後にMVPを獲得したスター)で、コメント欄では「ローズの軌道の方がウェストブルックより本来上だった」という声も出ている。
話はビッグマン勢にも及んだ。アンドリュー・バイナム(レイカーズで2度の優勝を経験したセンター)は、同世代のアル・ホーフォード(現役でプレーし続けるベテランビッグマン)より2歳若いのに、すでに現役を12年も離れている。25歳の時にボウリング中の怪我で膝を痛めたのが致命傷になったという逸話が語られた。さらに古い例としてバーナード・キング(1980年代前半のニックスのエース)も名前が挙がった。当時1試合平均32.9得点でリーグ得点王争いのトップを走り、あるクリスマスの試合では60得点を叩き出していたが、そのシーズン中に膝を破壊する怪我を負い、二度と同じ選手には戻れなかった。
一方で「コービー・ブライアントを挙げるならラリー・バードも入れないと不公平だ、ただこの話題自体もう擦り切れている」という冷めた声も出ており、殿堂入りクラスの選手のIF論はこのスレでも定番ネタとして扱われている雰囲気だった。
巷の声
- 「ローズの全盛期は見たかった、あれは本物だった」
- 「当時ウェストブルックは『貧乏人版ローズ』って言われてたのが今では信じられない」
- 「健康なローズが長く現役だったら、レブロン相手に負け越して逆に評価を下げてたかもね(NBAファンの評価基準的に)」
- 「バイナム、ホーフォードより若いのにもう12年も消えてるの怖すぎる」
- 「コービーを挙げるならバードも挙げろよ、もうこの話題は擦り切れてる」
用語・人名メモ
- デリック・ローズ — 元シカゴ・ブルズのポイントガード。2011年に22〜23歳でNBA史上最年少MVPに輝いたが、直後の大怪我で全盛期がほぼ1シーズンで終わった
- MVP — そのシーズンのリーグ最優秀選手に贈られる個人賞。基本的にキャリアの中でも突出した年にしか獲れない
- ラッセル・ウェストブルック — デリック・ローズと同時期に台頭したポイントガード。後年MVPを獲得し長くスター選手であり続けた
- アンドリュー・バイナム — レイカーズ全盛期のセンターで優勝経験もあるが、20代半ばの怪我をきっかけに急速に現役を離れた
- バーナード・キング — 1980年代前半のニックスのエーススコアラー。得点王争いの最中に膝の大怪我を負い選手生命が変わった
- ACL(前十字靱帯) — 膝の主要な靱帯の一つ。断裂するとバスケ選手にとって最も回復が難しい怪我の一つとされる
怪我さえなければの議論に終わりはないが、それだけ「奪われた才能」への未練が現地ファンにも根強いということだろう。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)