マーク・スタイン記者が並べた「シクサーズは2001年以来ファイナルなし、レブロンは10回」という対比を材料に、現地ファンは期待と皮肉が半々で盛り上がっている。祭りというより、ツッコミを入れながら楽しむ通好みの空気だ。
記者のマーク・スタインは、自身のニュースレターThe Stein Lineで、シクサーズ(フィラデルフィアのチーム)が2001年以来NBAファイナルに進んでいないと指摘した。対してレブロン・ジェームズは、キャバリアーズ、ヒート、レイカーズで、その間に10回ファイナルに出ているという。記事の中身は事実の並置だけで、その落差が話題の中心になっている。
コメント欄はレブロンがシクサーズに加わる前提で進んでいる。あるファンは、ストーリー性ならキャブスだと思っていたが、バスケ本位で選ぶならフィラデルフィアとウルブズが最有力だったと書く。ただ、センターのジョエル・エンビードの健康に選手生活の終盤を預けるのは正気とは思えないとも述べ、エンビード抜きでも東の3位以内には入るとみている。
チーム事情に踏み込む声もある。得点役は既にいる一方、一流のボールハンドラーが足りなかったという指摘だ。ガードのジェームズ・ハーデンがいた約1シーズン半を除けば、と続き、昨季はガードのタイリース・マクシーの控えでボールを運ぶ役がフォワードのトレンドン・ワトフォードだった、クエンティン・グライムズはドリブルが売りではない、と挙げている。
一方で懐疑的な反応も多い。2001年以来カンファレンス・ファイナルにも行っていないと笑うファンや、ネッツのビッグ3の再来になると皮肉るファンがいる。ラプターズのほうがシクサーズより野心的だったと、レナードのゲーム7の決勝弾を引いて茶化す声もあった。
巷の声
- 「ファイナルどころか、2001年以来カンファレンス・ファイナルにも行ってないのに、と笑うファンがいた。」
- 「「ビッグ3のネッツ2.0だ。このコメントを保存しておけ」と、失敗を予言するような皮肉が飛んだ。」
- 「得点役は揃っているが、トップ級のボールハンドラーが足りなかったという指摘。ハーデンがいた約1シーズン半以外は不在で、昨季のマクシーの控えはポイントフォワードのワトフォードだったと嘆く声がある。」
- 「レブロンは『LOST』のジャックのような救世主気取りだ、と皮肉るファンがいた。」
- 「アイバーソンの後は、ラプターズのほうがシクサーズより野心的だったと皮肉る声もあった。カーターの外しがレナードのゲーム7の決勝弾につながった、と冗談めかしている。」
エンビードの健康を気にする声もある。
用語・人名メモ
- ボールハンドラー — ボールを運び、攻撃を組み立てる役の選手。主にガードが担う。
- ポイントフォワード — フォワードでありながら、ガードのようにボールを運んで組み立てる選手のこと。
- ビッグ3 — 主力スター3人を同じチームにそろえる編成のこと。期待と同時に「本当に噛み合うのか」という疑いも向けられやすい。
- マーク・スタイン — NBAを取材する記者。自身のニュースレターThe Stein Lineで情報を発信している。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)