移籍・契約

米紙が今オフの補強ランキング上位10球団を発表 サンダーやラプターズも

nytimes.com

ニューヨーク・タイムズは、今春から夏のNBAのオフシーズンで動きが最も良かった10球団のランキングを公開した。ヒート、76ers、サンダーが上位10に入り、サンダーとラプターズの補強が詳しく紹介された。

このランキングは、各球団のオフの動きを「シーズン終了時点より今のほうが良くなったか」という一点で見るもので、試合内容で毎週順位をつけるパワーランキングとは別物だとされる。10球団すべてが来季の優勝争いをするわけではなく、ドラフト、トレード、フリーエージェント (FA) のいずれか、または組み合わせで大きく前進したチームという位置づけだ。同紙の筆者は、昨季2回戦でニックスに4連敗し、最終戦は30点差で敗れた76ersについて、その時より上限が高くなったと書いている。

サンダーは昨季64勝18敗 (82試合中64勝) で、西カンファレンス決勝でスパーズに3勝4敗で敗れた。今オフはドラフト1巡目12位で身長7フィート3インチ (約221cm) のアデイ・マラを指名し、ベネット・スティルツのドラフト権もメンフィスから獲得した。一方でルーゲンツ・ドートとアーロン・ウィギンズをホークスへ、アイザイア・ジョーをピストンズへトレードで出した。同紙はこの3人の放出でぜいたく税の支払いを3億ドル (450億円) 超減らせたとしている。また、アイザイア・ハルテンシュタインとは3年7500万ドル (約112億5000万円) で延長契約を結んだ。ケンリック・ウィリアムズは1年500万ドル (約7億5000万円) で残留する。

ラプターズは昨季46勝36敗で、東カンファレンス1回戦でキャバリアーズに3勝4敗で敗れた。今オフはクリッパーズからカワイ・レナードを獲得し、ブランドン・イングラムとグラディ・ディック、複数の将来の1巡目指名権などを出した。ドラフトでは1巡目19位でアレン・グレイブスを指名し、カイル・アンダーソンとは1年388万ドル (約5億8200万円) で契約した。同紙は、リーグによる調査で制裁が出てこの取引が無効になる可能性を前提に、ラプターズの動きを報じている。

レナードの獲得が有効なまま残るかどうかは、リーグの調査の結果しだいだと同紙は前提を置いている。

用語・人名メモ

  • ぜいたく税 — チームの選手年俸の総額が一定の基準を超えると、超えた分に応じてリーグへ支払う税金。
  • 延長契約 — 契約期間が残っている選手と、その途中で新たに結ぶ追加の契約のこと。
  • ツーウェイ契約 — NBAのチームとその下部リーグの両方でプレーできる契約で、記事のリストでは新加入や残留の選手の区分として使われている。
  • ラプターズ — カナダのトロントを本拠地とするNBAチーム。

出典: nytimes.com