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元NBA選手スタッドマイヤー「本物のポイントガードは今いない」

Yahoo Sports

元NBA選手のアマレ・スタッドマイヤーが、今のNBAには昔のようなパス優先のポイントガードがいなくなったと語った。Yahoo Sportsが、Basketball Networkの記事として伝えた。

スタッドマイヤーは2003年にルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、オールスターに6度選ばれた元パワーフォワード。記事によると、2004年にスティーブ・ナッシュがフェニックス・サンズに加わってから、ピック&ロールを軸に2人で相手の守備を崩し、オールスターやオールNBAチームの常連になった。ナッシュとプレーした期間は平均22.5得点(FG成功率56.6%)、9.0リバウンドだったという。

そのスタッドマイヤーは最近、今のガードは自分で得点を取りに行く傾向が強いと語った。記事は、ルカ・ドンチッチ、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ジェイレン・ブランソン、ケイド・カニングハム、タイリース・マクシーの名を挙げ、スタッドマイヤーの見方ではいずれも攻撃優先の姿勢だと伝えている。本人は「本物のポイントガードは今のNBAに一人も見当たらない」と述べ、ビッグマン(大型の選手)は自分でリバウンドを取って運ぶことができず、試合を組み立ててくれるポイントガードが必要だと説明した。

これに対し、殿堂入りしているトレイシー・マグレディは、試合が変わったのでガードも変わらざるを得ないと答えた。マグレディはダニー・ハーリーの話を引き合いに出し、得点できないポイントガードは要らないと考える指導者がいること、守備は後から教えられると考える場合があることを紹介した。記事は、ナッシュ、ラジョン・ロンド、クリス・ポール、ジェイソン・キッド、チョーンシー・ビラップスらを、得点もできるが役割は試合の管理とパスだった選手として挙げている。

スタッドマイヤーはパス優先のポイントガードの不在を嘆き、マグレディは試合の変化が理由だと説明している。

用語・人名メモ

  • ポイントガード — バスケットボールのガードの一種で、試合の組み立てやパス回しを担うポジション。
  • ピック&ロール — 味方の選手が相手守備の進路をふさぎ (ピック)、その後ゴールへ向かって走る (ロール) 連携プレー。
  • パスファースト — 自分で打つより先に、味方へのパスを優先する考え方やタイプの選手のこと。
  • スティーブ・ナッシュ — カナダ出身の元ポイントガードで、記事によればMVPを2度受賞。2004年にサンズへ加入した。

出典: Yahoo Sports