2026年3月に釈放された元NBA選手のグレン・デイビスが、ポッドキャスト「TFU」で、ドック・リバースの下でプレーしたクリッパーズ時代を振り返った。デイビスは、クリッパーズへの移籍が「人生最大の過ち」だったと語った。
Basketball Networkの記事 (Yahoo Sports掲載) によると、デイビスは2026年3月12日、NBA選手向けの医療・福祉給付制度をだまし取る計画に関わった罪での17か月の服役を終え、正式に釈放された。現在は3年間の監督付き釈放 (いわゆる保護観察) の期間中で、釈放後は複数のポッドキャストに出演している。今回の「TFU」では、リバースへの不満を語った。
デイビスは2007年のドラフトで、シアトル・スーパーソニックスに全体35位で指名された。その権利を獲得したセルティックスで最初の4年間を過ごし、続くオーランド・マジックでは2年半プレーした。マジックでの2012-13シーズンは1試合平均15.1得点、7.2リバウンドを記録している。翌シーズンにマジックがバイアウト (契約を整理して退団を認めること) すると、リバースがすぐに勧誘を始め、クリッパーズに加入した。デイビスは「クリッパーズに行ったのが、人生最大の過ちだった」と語った。クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、デアンドレ・ジョーダンがいるチームで、控えの大型選手の一番手になるつもりだったという。ところがその夏にリバースがスペンサー・ホーズを獲得し、自分はベンチに置かれてDNP (出場なし) も経験したと主張している。
出場時間は1試合平均で、2013-14シーズンが13.4分、2014-15シーズンが12.2分だった。2014-15シーズンのプレーオフでは10.3分まで下がった。同記事は、クリッパーズがこのプレーオフ中に足の骨折を足首の捻挫と誤診し、デイビスはそのまま出場を続けたと記している。他球団が獲得に消極的だったため、デイビスは29歳で現役を終えたという。本人はあと4年プレーしたかったと語っている。
デイビスの主張に対する、リバースやクリッパーズ側の見解は示されていない。
用語・人名メモ
- グレン・デイビス — 「ビッグ・ベイビー」の愛称で知られる元NBA選手で、セルティックス、マジック、クリッパーズでプレーした。
- 監督付き釈放 (保護観察) — 刑期を終えた後も一定期間、当局の監督を受けながら生活する制度で、デイビスの期間は3年間。
- バイアウト — 球団と選手が契約の残りを整理し、選手が退団して他球団と契約できるようにする仕組み。
- クリッパーズ — ロサンゼルスを本拠地とするNBAのチーム。
出典: Yahoo Sports