米スポーツ・イラストレイテッド (SI) が、バックスが近年のドラフトで指名した選手の現在地をまとめた。今年の1巡目で指名したバリーズとアメントについては、まだ早い段階としながらも良い指名に見えると伝えている。
SIによると、バックスは今年のドラフト1巡目でブレイデン・バリーズ (ガード) とネイト・アメント (フォワード) を指名した。SIは、近年のドラフトでのバックスの成果は芳しくなかったとしたうえで、今年の指名は良い選択に見えると書いている。
2021年は全体31位 (2巡目の最初の指名) でアイザイア・トッドを指名したが、指名権はペイサーズへトレードされ、その後ウィザーズへ移った。トッドはウィザーズの2シーズンで18試合に出て平均1.6点1.3リバウンド。その後はGリーグ (NBAの下部リーグ) やリトアニア、キプロスでプレーし、2025-26シーズンはGリーグのリオグランデバレー・バイパーズで3試合に出た。2022年は24位でマージョン・ボーシャンプを指名。バックスでの3シーズン126試合で平均4.2点2.0リバウンドだった。2025年のトレード期限にクリッパーズへ移り、見返りにケビン・ポーター・ジュニアが加入した。その後はニックスと2ウェイ契約を結び、76ersでは2025年12月に2ウェイ契約を結んで14試合で平均6.8点を記録している。2023年は58位でクリス・リビングストンを指名したが、2シーズンで42試合、平均1.3点1.3リバウンドにとどまった。2025年10月に解雇され、キャバリアーズと2ウェイ契約を結んだ。今夏はウィザーズでサマーリーグに5試合出場し、平均14.4点4.6リバウンド2.0アシストだった。
2024年は23位でAJ・ジョンソンを指名した。バックスでは7試合に出た後、クリス・ミドルトンや2028年の1巡目指名権の入れ替え権とともにウィザーズへ移った。この3チームのトレードで、バックスはカイル・クーズマ、パトリック・ボールドウィンJr.、ジェリコ・シムズを受け取った。ジョンソンはウィザーズで2シーズン47試合に出て平均5.7点。2026年のトレード期限にマーベリックスへ移って23試合で平均3.9点を記録し、7月には6チームが絡むトレードでグリズリーズへ移った。バックスから数えて4チーム目になる。同じ年の2巡目33位では、Gリーグ・イグナイト出身のタイラー・スミスを指名している。
バックスが今年指名したバリーズとアメントの2人について、SIは現時点では早いとしながらも、良い指名に見えると伝えている。
用語・人名メモ
- ドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名する制度で、1巡目と2巡目がある。
- ツーウェイ契約 — NBAとその下部リーグであるGリーグの両方でプレーできる契約。
- Gリーグ — NBAの下部リーグで、各NBAチームが提携チームを持つ。
- バックス — ウィスコンシン州ミルウォーキーを本拠地とするNBAチーム。