元NBA選手のギルバート・アレナスが、ドラフト時のワークアウトは選手の実力を正確に測定できていないと述べた。2001年ドラフト2巡目から3度のオールスター、3度のオールNBAチーム選出へ至った自身の経験を踏まえての指摘だ。
アレナスは、ドラフト前のワークアウトでは実際のゲーム状況が反映されていないと主張する。垂直跳びの高さや直線スピードなどの測定結果では、ゲーム内での実際のスキルが分からないという。また、選手や代理人がワークアウトでの競争を避ける傾向があり、同じポジションの有望選手同士が対戦する機会がないとも述べた。
こうした評価方法の限界により、チームが高く指名した選手が活躍できない一方で、2巡目指名でも成功する選手が出現していると指摘。ジャレン・ブルンソンやドレイモンド・グリーンといった2巡目から指名を受けた選手がスターになった例を挙げ、ドラフトプロセスが本当の適性を判定できていないと述べた。アレナスは別のインタビューでは、背景調査よりも実際のゲーム能力の評価に重点を置くべきだと主張している。
用語・人名メモ
- NBAドラフト — 毎年開催される、大学やリーグ外から選手をNBAチームが指名する大会。1巡目と2巡目で構成される。
- ワークアウト — ドラフト前に行われる、選手の体力やスキルを測定するトレーニングセッション。
- オールスター — 各シーズン最高の選手が選ばれる名誉。
- オールNBAチーム — 各シーズン終了後に最高のパフォーマンスを示した選手で構成される編成。
アレナスはドラフト評価プロセスの改善を求めており、ワークアウトでは実力判定が不十分だと述べている。
出典: sports.yahoo.com