元NBA選手で現在はメディアでも活動するギルバート・アリナスが、ドラフト前のワークアウトでは選手がNBAの試合で通用するかは分からないと語った。Basketball Networkが2026年8月15日に報じた。
Yahoo Sportsに掲載されたBasketball Networkの記事によると、アリナスは、ドラフト前のワークアウトでは選手が試合に影響を与える力を示せないと述べた。上位指名の有望株が期待外れに終わることにも、自身やジェイレン・ブランソン、ドレイモンド・グリーンのような2巡目指名の選手がオールスターに選ばれることにも驚かないという。アリナス自身は2001年のドラフト2巡目で指名され、オールスターに3回、オールNBAチームに3回選ばれた。
ワークアウトでは、同じポジションの選手同士を競わせて優劣を見ることがある。アリナスは、代理人や選手がこうした場面を避けるようになり、評価を保とうとしていると主張した。上位のガードでも、同じポジションの上位選手とほとんど対戦していない場合があるという。ドリルについても、足が最も速い選手に全速力以外の動きがあるのか、跳躍力のある選手がペイント (ゴール下の制限区域) 内で位置を取れるのかは分からないと指摘した。ワークアウトは選手の技術に合わせたものではなく、試合に出してみるまで分からないという主張だ。
アリナスは別のインタビューで、球団が交友関係など選手の素行や背景を気にしすぎているとも述べた。当時の自分は未熟だったと認めたうえで、ドラフトの進め方を見直す必要があると以前から訴えている。
アリナスは、球団によるドラフトでの選手の評価方法に欠陥があると指摘している。
用語・人名メモ
- NBAドラフト — 新人選手を各球団が順番に指名する制度で、1巡目と2巡目がある。
- 2巡目指名 — ドラフトの2巡目で指名されることで、記事ではアリナス、ブランソン、グリーンがこれに当たる。
- ワークアウト — ドラフト前に球団が候補選手を呼んで行う実技テストや練習のこと。
- ジェイレン・ブランソン — ESPNのロスター情報ではポジションはガード。
- ドレイモンド・グリーン — ESPNのロスター情報ではポジションはフォワード。
出典: sports.yahoo.com