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クリーブランドのポイントガード空白 オフシーズン終盤で職人不足に

Sports Illustrated

クリーブランド・キャバリアーズは今オフシーズン、主力選手の入れ替えを進める中で、ポイントガード(PG)ポジションが空白になってしまった。ドノバン・ミッチェルとジェームズ・ハーデンがその役割を担当することになるが、両者ともその職責に適していないと指摘されている。

クリーブランドは今年2月、All-Starポイントガードのダリウス・ガーランドをロサンゼルス・クリッパーズにトレードし、ジェームズ・ハーデンを獲得していた。オフシーズン終盤、デニス・シュルーダーを放出。シュレーダーは昨シーズン、試合ごとに5~10分の限定的な出場に止まっていたため、放出は合理的だったが、その結果、チーム内に認知された正統なポイントガードが存在しなくなった。

ドノバン・ミッチェルはこのシーズン、ポイントガードとしての役割が期待される。キャリア通算でアシスト平均4.8本で、昨シーズンは5.7本だったが、プレイオフではそれが4.4本に落ち、昨シーズンプレイオフでは3.1本まで低下している。ミッチェルが不能なわけではなく、記事の分析によれば、彼は味方の活躍を重視する選手だという。ただし、責任が高まる終盤では『ヒーローボール』に陥る傾向があり、真のフロアジェネラル(ボールを支配してオフェンス全体を組み立てる能力)には欠ける一面がある。

ハーデンも同様の課題を抱えている。彼はスコア第一の選手であり、アシスト数は提供するとしても、得点が目的だ。ミッチェルとハーデン、両者は攻撃的なメンタリティにおいてほぼ鏡像の関係にあり、ポイントガード的な『ボールの支配と組立て』という役割に最適とは言えない。

用語・人名メモ

  • ポイントガード(PG) — オフェンスをコントロールし、チームメイトにボールを配って攻撃を組み立てるポジション
  • ドノバン・ミッチェル — クリーブランドの主力で、通常はスコアをする役割を担当
  • ジェームズ・ハーデン — 得点を重視するプレイスタイルで知られ、今年2月にクリーブランドに加入
  • アシスト — ボールを渡したプレイヤーが得点した際にカウントされるスタット
  • フロアジェネラル — ボールを支配してオフェンスのペースと攻撃パターンをコントロールするプレイヤー

ミッチェルとハーデンがポイントガード的な責務を担当することになるが、両者ともそのロールには適していないという課題が残されている。

出典: Sports Illustrated