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NBAアキレス腱断裂、復帰後の出場時間と効率が低下

Cureus

過去15年間のNBA選手を対象にアキレス腱断裂の影響を調べた研究で、受傷後の平均離脱期間は9.25カ月だった。復帰した選手では、出場時間と選手効率評価値(PER)が平均で低下していた。

Cureusに掲載された研究によると、対象となったアキレス腱断裂選手19人のうち、復帰できなかったのは1人だった。一方、復帰後は平均出場時間(MPG)が6.4分、PERが3.5低下していた。直近シーズンにアキレス腱断裂を起こした選手の平均年齢は26.4歳だった。

研究では、過去の報告にあった平均11カ月の離脱期間と比べ、今回の平均9.25カ月は短かった。手術技術やスポーツ医学、リハビリテーションの進歩が復帰率の改善に関係する可能性に触れているが、今回の研究は過去の記録を調べる観察研究で、断裂だけが成績低下の原因だとは結論づけていない。対象人数が少ないことや、チームごとに復帰手順が異なることも限界として挙げられている。

用語・人名メモ

  • アキレス腱断裂 — ふくらはぎの筋肉と踵をつなぐアキレス腱が切れるけがで、研究では手術が必要な完全断裂を対象にしている。
  • MPG — Minutes Per Gameの略で、1試合あたりの平均出場時間を表す。
  • PER — Player Efficiency Ratingの略で、選手の1分あたりのプレー効率を示す指標。
  • 観察研究 — 研究者が治療や条件を操作せず、過去の記録などから傾向を調べる研究方法。

アキレス腱断裂後に復帰できない選手は19人中1人だった一方、復帰後の出場時間とPERは平均で低下していた。

出典: Cureus