ESPN のアナリストで元 NBA 王者のケンドリック・パーキンス氏が、ウォリアーズの現ロスターは優勝を狙える陣容ではないと述べた。PFSN が報じた。ウォリアーズは今オフ、レブロン・ジェームズらを追ったが、誰とも契約できなかった。
PFSN によると、ウォリアーズは今オフ、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ヤニス・アデトクンボの獲得を追ったが、いずれも実現しなかった。レブロンはレイカーズでの8年間を終えたあと、フィラデルフィア・76ersに加わった。ESPN のラモーナ・シェルバーン記者によると、ウォリアーズはレブロンに先に契約を決めてほしい考えで、追加のロスター補強はその後にする方針だった。ブライアン・ウィンドホースト記者は別の角度から、どのチームの勧誘も、契約を提示する前に何ができるかで決まると指摘している。
ウォリアーズの今オフの主な動きは、クリスタプス・ポルジンギス、アル・ホーフォード、デアンソニー・メルトン、ゲイリー・ペイトン2世、ドレイモンド・グリーンとの契約継続と、ドラフト全体11位のヤクセル・レンデボーグの指名だった。外部からベテランを加えなかったのは、リーグでウォリアーズだけだったという。グリーンは2770万ドル(約41億5500万円)のプレーヤーオプション(選手側が契約を続けるか選べる権利)を行使せず、サラリーキャップ(チームの年俸総額の上限)に余裕を作る動きもあった。一方で、ジミー・バトラーにはトレードしないと約束したと報じられ、金額を合わせる相手がいなくなった。ウィザーズはデイビスの話を聞かず、バトラーの契約にも関心を示さなかった。ジェイレン・ブラウンについては、トレード期限前に調べたうえで、ドラフト前後にボストンから再び打診があったときも見送った。ボストンの求めた条件は1巡目指名権4つ前後で、その中にはレンデボーグとなる11位指名権も含まれていた。ブラウンは今、76ers でレブロンとプレーする。
パーキンス氏は水曜日の NBA Today で、カリー、カー、グリーンの3人にとっては毎年優勝か失敗かのどちらかだと述べ、「ステフィン・カリーは優勝したいんだ。これは優勝を狙えるロスターか。まったくそうではない」と語った。ウォリアーズ側も戦力を入れ替える時期だと分かっているとも話した。故障者も抱える。バトラーは右膝前十字靱帯断裂から回復中で、開幕から数か月は欠場する見込み。2027年初めまで戻らないとの報道もある。モーゼス・ムーディは左膝蓋腱断裂からの復帰を目指し、キャンプ前に走る練習と個人練習を再開する見通しだが、復帰時期は決まっていない。38歳のカリーと40歳のホーフォードらが今季を担う。
バトラーとムーディの復帰時期はまだはっきりしておらず、パーキンス氏が求めた戦力の入れ替えが行われるかどうかも決まっていない。
用語・人名メモ
- プレーヤーオプション — 契約の最終年を、選手が自分の判断で続けるか破棄するか選べる権利で、破棄すればフリーエージェントになれる。
- ドラフト全体11位 — 新人を選ぶドラフトで、全体の11番目に指名される順位のこと。
- 前十字靱帯(ACL)断裂 — 膝の安定を保つ靱帯が切れる大けがで、バトラーはこの状態から回復中と報じられた。
- ケンドリック・パーキンス — ESPN のアナリストで、PFSN は元 NBA 王者と紹介している。
- NBA Today — ESPN の NBA 番組で、パーキンス氏は水曜日の放送で発言した。
出典: PFSN