NBA のコミッショナー、アダム・シルバーが理事会で、クリッパーズと同様のサラリーキャップ回避を他球団が行っている証拠は見つかっていないと述べた。クリッパーズへの調査は最近終了している。
シルバーは、クリッパーズへの処分がリーグ全体の問題を示しているのかと問われ、「直接の答えはノーだ。そのような気配はまったくない」と答えた。今回の調査はクリッパーズに絞って行われたものだと強調している。
シルバーは長年リーグに関わってきた立場から、ゼネラルマネージャー (GM)、球団社長、オーナーらと、球団の振る舞いについて何度も話をしてきたと説明した。規則の境目付近で年月とともに緩みが出てきたことは承知しているが、今回のような性質のものは把握していないという。通常のグレーゾーンの行為と、クリッパーズの違反の規模とは別物だと区別した。
この発言は、クリッパーズから1巡目指名権5つを剥奪した決定をシルバーが擁護した場と同じ会議で出た。処分は、カワイ・レナードに絡むサラリーキャップ規則の回避を理由としたものだ。ESPN のロスターによると、レナードは現在ラプターズに所属している。
シルバーは、今回の調査がクリッパーズに絞ったものだったと強調している。
用語・人名メモ
- サラリーキャップ — チームが選手に払う年俸の総額に設けられた上限で、球団間の戦力差を抑えるための制度。
- 理事会 (Board of Governors) — NBA 30球団の代表が集まり、リーグの重要事項を協議する会議。
- 1巡目指名権 — 新人選手を選ぶドラフトの第1ラウンドで、チームが選手を指名できる権利。
- カワイ・レナード — ESPN のロスターによると、現在はラプターズ所属のフォワードで35歳。
出典: RealGM Wiretap