移籍・契約

ヨキッチにギリシャの実業家が契約買い取りを提案 ナゲッツは拒否

New York Post

ESPN は月曜日、ギリシャの実業家ディミトリオス・ヤナコプロスが、ナゲッツのニコラ・ヨキッチの現契約の最終年を買い取る提案をしたと報じた。ナゲッツはこの提案をすでに断ったという。

ニューヨーク・ポストによると、ヤナコプロスはアテネのバスケットボールクラブ、パナシナイコスのオーナーだ。提案を断られた後も、来夏にヨキッチが FA (フリーエージェント、どのチームとも自由に契約できる立場) となった時に自分のもとへ迎えられると考えているようだ。今回の提案は、その1年前の段階でナゲッツを交渉に関わらせるためのものだったとしている。

ヨキッチは3度の MVP に輝いた31歳のセンターで、昨季は1試合平均27.7得点、12.9リバウンド、10.7アシストと、トリプルダブル (得点・リバウンド・アシストなど3部門で2桁) に相当する成績を残した。ナゲッツとの契約延長にはまだサインしておらず、現契約は残り2シーズンで1億2180万ドル (182億7000万円)。2027年のシーズン終了後に契約を破棄できる選手オプションを持ち、行使すれば制限のない FA となる。その場合、ヤナコプロスはナゲッツの承認なしに交渉できる立場になる。

ヨキッチは2027年7月に、ナゲッツと5年3億5950万ドル (539億2500万円) の契約延長を結ぶ資格がある。ニューヨーク・ポストは、ヨキッチが移籍を考えるには、ヤナコプロスの提案がこれより多い保証額を示す必要があるだろうと推測している。ヤナコプロスの推定資産は12億ドル (1800億円) とされ、同紙はNBA史上最高額になりうる契約に対抗できる資金があるとの見方を示した。一方でヨキッチ本人は、ナゲッツに残る意向を示してきたとされる。

ナゲッツは提案を断ったが、ヨキッチはまだ契約延長にサインしていない。

用語・人名メモ

  • 選手オプション — 契約の最終年を残して、選手の側が契約を続けるか破棄するかを決められる権利のこと。
  • FA (フリーエージェント) — 契約が切れ、どのチームとも自由に契約交渉できる状態の選手のこと。
  • 契約延長 — 現在の契約が残っているうちに、同じチームと新しい契約を結んで期間を延ばすこと。
  • パナシナイコス — ギリシャのアテネに本拠を置くバスケットボールクラブで、今回の報道ではヤナコプロスがオーナーとされている。

出典: New York Post