移籍・契約

ティンバーウルブズのハイランド、最低年俸で再契約 次の契約が焦点に

Dunking with Wolves

ティンバーウルブズは今オフの序盤、ガードのボーンズ・ハイランドと1年285万ドル (約4億2750万円) のベテランミニマム契約で再契約した。Dunking with Wolves は、同選手が最低年俸を上回る契約を得る機会になり得ると論じている。

Dunking with Wolves によると、ハイランドはNBA5年目で、最初の2シーズンは平均2桁得点を記録し、通算では平均9.2得点。9月14日に26歳になった。ただ、これまでに大きな契約は得られておらず、通算の稼ぎは1600万ドル余り (約24億円) にとどまる。同媒体は、スピードで相手の守備に圧力をかけ、通算の3ポイント成功率が37%であることから、市場でもっと大きな契約を得てもおかしくないとみている。

一方で同媒体は、ハイランドが6フィート1インチ (約185cm)、165ポンド (約75kg) と小柄で、守備で存在感を出す選手にはならないと指摘する。トレイ・ヤングのように攻撃で突出していれば守備の弱点は許容されやすいが、ハイランドはその水準にないという。複数年契約を逃した要因としては、今年もポストシーズンで苦戦したことを挙げ、クリス・フィンチHCがローテーション (試合に出す選手の顔ぶれ) から外さざるを得ないと判断するほどだったとしている。ナゲッツ、クリッパーズ時代にも同様のプレーオフの問題があったという。

同媒体は今季、ハイランドが最低年俸の契約以上の働きをするとみている。現在の陣容ならベンチの上位3人に入り、ジョアン・ベリンジャー、アヨ・ドスンム、テレンス・シャノン・ジュニアのうち2人 (ドスンムかシャノン・ジュニアのどちらかは先発の可能性がある) と並ぶとの予想だ。安定感も課題として挙げ、昨季2月には2月4日から9日の4試合で成功率60.5%・平均15.8得点だったのに対し、続く5試合は25%・2.8得点に落ちた。一方、3ポイントラインの内側での得点効率は、2025-26シーズンが自己最高だったとしている。

ハイランドが最低年俸を上回る契約を得られるかどうかは、今季の安定感やプレーオフでの出来にかかると同媒体は論じている。

用語・人名メモ

  • ベテランミニマム — リーグが定める最低水準の年俸で結ぶ契約のこと。今回は1年285万ドル (約4億2750万円) の契約。
  • ローテーション — 試合に出る選手の顔ぶれのこと。ここから外れると、試合での出番が大きく減る。
  • トレイ・ヤング — 元記事では、攻撃で突出しているため守備の弱点が許容されやすい選手の例として挙げられている。
  • ティンバーウルブズ — 米ミネソタ州ミネアポリスを本拠とするNBAのチーム。

出典: Dunking with Wolves