NBA は水曜、サラリーキャップ回避を理由にクリッパーズへの処分を科した。元マーベリックスオーナーのマーク・キューバンがパブロ・トーレ記者を祝福すると、ファンから皮肉の声が上がった。
ESPN のシャムズ・シャラニアの報道によると、NBA はクリッパーズから2029〜2033年のドラフト指名権をはく奪し、罰金 3000万ドル (45億円) を科した。オーナーのスティーブ・バルマーは1年間の資格停止で、代表として球団にもリーグにも関われない。ローレンス・フランクとジリアン・ザッカーの両氏も停止処分となった。はく奪される2029年の指名権には、イビツァ・ズバッツ獲得のトレードでペイサーズから受け取った分も含まれる。
カワイ・レナード (現ラプターズ所属) の契約は無効にならなかった。罰金 70万ドル (1億500万円) を科されたが、リーグが処分を重くしない限り出場停止はない。サラリーキャップとは、チームが選手に払える年俸総額の上限のことで、NBA はこれを回避する行為を禁じている。
トーレは1年前に調査報道を公表した記者で、処分の発表後すぐ自身の番組を生配信して内容を解説した。Yahoo Sports によると、キューバンは2025年9月にバルマー支持を表明していた。その人物が処分後にトーレを祝福したため、ファンは過去の発言を引き合いに出して揶揄した。トーレもキューバンをからかうリンクを投稿した。クリッパーズはトーレの主張に根拠がないとの立場を崩していない。
クリッパーズは、トーレの主張に根拠がないとの立場を崩していない。
用語・人名メモ
- サラリーキャップ — チームが選手に払える年俸総額の上限で、NBA の戦力均衡のための制度。
- ドラフト指名権 — 毎年の新人選手選択会議で、順番に新人を指名できる権利。
- マーク・キューバン — 元マーベリックスのオーナーで、トーレの番組にも出演した人物。
- スティーブ・バルマー — クリッパーズのオーナーで、Forbes は資産評価額を 1527億ドル (22兆9050億円) と報じている。
出典: Yahoo Sports