参考動画
ノーマン・パウエルが、カワイ・レナードが当時のコーチのニック・ナースに「意味もなくボールは回さない」と言い切った逸話を語り、r/nbaで盛り上がっている。リーグ全体の祭りではなく、いかにもカワイらしい一言を楽しむ通好みの小ネタだ。
話の発端は、ブルズのガードであるパウエルが披露したエピソード。フォワードのカワイ・レナード (ラプターズ所属) が、ニック・ナース (現在は76ersのヘッドコーチ) に対し、パスを回すこと自体が目的のようなプレーはしないと告げた、というものだ。スレタイトルから分かるのはここまでで、どんな場面でのやり取りだったかまでは書かれていない。
反応でまず目立ったのは、カワイの過去の名言の掘り起こしだ。ミルウォーキーに0勝2敗とリードされた後、調整点を聞かれて、自分がヤニス・アデトクンボ (ヒートのフォワード) を守ることだと答えた、と振り返るファンがいた。プレーオフは先に4勝したほうが勝ち上がる形式で、2連敗スタートは苦しい状況。そこで出てきた答えが極めて単純だった、というオチだ。
映画の場面に重ねる声もあった。『コーチ・カーター』で、完全にフリーの3ポイントを打ったティモが、もう一本パスを回さなかったことを監督に叱られるシーンだ。チーム一のシューターがフリーなら打つのが当然、というのがそのコメントの言い分だった。ナースがGリーグ (NBAの下部リーグ) のプレーオフの話を持ち出したら、カワイが「無理、帰る」と返した、というネタ調の書き込みもあった。
真面目な意見も出ている。エースが理由なくパスを回す必要はないという擁護や、カワイはリーダーシップを評価されないが、くだらない指示には従わないだけだという声だ。一方で、プロのコーチが意味もなくやれと指示するのか、と首をかしげるコメントもあった。
巷の声
- 「『コーチ・カーター』で、フリーの3ポイントを打ったティモが「もう一本パスを回せ」と怒られる場面を思い出した。あれだけ空いていて、チーム一のシューターなのに、なぜまた回すのか、という感想。」
- 「ミルウォーキーに0勝2敗とされた後の調整点は、自分がヤニスを守ること。カワイの名言集はやはり外せない。」
- 「ナースがプレーオフでGリーグの話をしたら、カワイが「は? 無理、帰る」と言ったのを覚えている、という冗談交じりの書き込み。」
- 「カワイはリーダーシップの面で評価されない。スタイルは好みが分かれても、くだらない指示には従わない人だ。」
- 「エースなのだから、意味もなくパスを回す必要はない。ちゃんとした理由があるなら別だけど、という擁護。」
パスを回すためのパスはしない、というカワイの流儀は、笑いと納得の両方でファンに受け止められたようだ。
用語・人名メモ
- Gリーグ — NBAの下部リーグ。若手や控え選手が試合経験を積む場で、NBAのプレーオフとは別に独自のプレーオフがある。
- ニック・ナース — 現在は76ersのヘッドコーチ。今回の逸話でカワイに声をかけていた側の人物。
- カワイ・レナード — ラプターズ所属のフォワード。今回の逸話の主役で、コーチの指示にも自分の判断を貫く選手として語られている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)