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NBAによるクリッパーズ調査を報じたESPNの記事をめぐり、署名記者のドン・ヴァン・ナッタが初めて公に擁護する声明を出した。現地ファンの反応は厳しく、報道の信頼性をめぐる通好みの論争がr/nbaで熱を帯びている。
問題の記事は8月17日にESPNが配信したもので、署名はドン・ヴァン・ナッタ、バクスター・ホームズ、ラモーナ・シェルバーンの3人。その約2週間後に、この調査に関するWachtellの報告書が公表された。Puck Newsの記事によると、ESPNは報道を支持するという以外は沈黙を保ち、記者への取材は断った。代わりにヴァン・ナッタからメールの声明が届き、Puck Newsがそれを全文掲載した。
声明は、経験豊富な編集者や記者、幹部が関わる多層的なチェックを経ていると説明した。そのうえで、この記事にとって最も重要な試験は、2週間余り後に出た報告書の内容と照らしてどうかだと述べた。スレのコメントに引用された部分では、NBAがバルマーによるアスピレーション経由のレナードへの資金の流れの証拠を見つけていないと報じ、報告書もそれを確認したと主張している。カワイ・レナード (ラプターズのフォワード) の名前が出るのは、この資金の流れの受け手としてだ。報告書は直接の証拠を特定せず、その疑惑は調査の中心でもなかった、という趣旨も引用されている。
ファンが噛みついたのは、この論理の立て方だ。コメントの一つは、報告書が調査の終盤に、Daktronics、Boingo、Locktonへのコンサル料をめぐる直接的な資金還流の信用できる疑惑を特定し、現在も調べが続いていると指摘した。声明はそこに触れていないという。別のコメントは、報告書に「クリッパーズがendorsement契約の資金を出した証拠がある」との趣旨の記述があると引用した。レナードの代理人サンドバーグが、バルマーがすぐ資金を出さなければ全部白紙だとアスピレーションとクリッパーズの双方に伝えていた、と書くファンもいる。こちらはコメントの主張で、確認された事実ではない。
巷の声
- 「報告書は終盤に、Daktronics・Boingo・Locktonへのコンサル料で直接の資金還流の信用できる疑惑を特定して、今も調べている。声明はそこを都合よく抜いている、と指摘するファンがいる。」
- 「声明1点目の「証拠」から「直接の証拠」への言い換えは、いかにも法律家的なすり替えだ、という見方。」
- 「報告書には「クリッパーズがendorsement契約の資金を出した証拠がある」とあるのに、あの小切手をクリッパーズ以外の誰が切ったと思っているのか、という突っ込み。記事の情報源がクリッパーズから直接だったことは認めているようだ、とも皮肉っている。」
- 「皮肉として、声明は「クリッパーズに言われたことをそのまま流し、第三者の広報役に徹していたので批判的に考えられなかった」と言っているのと同じだ、という声。」
- 「報じたのはバルマー側の言い分ではないか、と短く切り捨てるコメントもあった。」
声明で決着はついておらず、コメント欄が挙げるDaktronicsなどへのコンサル料の調査が進めば、8月17日の記事の採点基準そのものがまた動くことになる。
用語・人名メモ
- Wachtell の報告書 — クリッパーズをめぐるNBAの調査に関する報告書。ヴァン・ナッタの声明は、8月17日の記事をこの報告書と照らすことが最大の試験だと主張した。
- Puck News — ヴァン・ナッタの声明を全文掲載した媒体。ESPNに記者への取材を申し込んだが断られ、代わりにメールでの声明を受け取ったという。
- アスピレーション (Aspiration) — 今回の議論で、バルマーからレナードへの資金が経由したとされる企業の名前。記事の真偽をめぐる論点の中心にある。
- endorsement 契約 — 選手が企業の広告塔になり、報酬を受け取る契約。報告書にはクリッパーズがこの種の契約の資金を出した証拠があるとの記述があると、コメントで指摘されている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)