YouTube が NBA と、試合をまとめて見られるストリーミングプラットフォームの構想について協議中だと報じられた。複数のサービスに散在する試合配信を一本化する狙いだ。
協議の対象は、NBA の全試合(または大部分)を一つのストリーミングサービス上で提供する「集約型ハブ」の構想。NFL(アメリカンフットボールのトップリーグ)が YouTube を通じて Sunday Ticket というサービスを展開している例が参考になっているとみられる。
背景には、現在のバラバラな配信状況がある。NBA の試合は ESPN+、NBA League Pass、各チームの独自配信サービスなど、複数のプラットフォームに分散している。視聴者は試合ごとに「どこで配信されているのか」を確認し、複数のサービスに登録する手間を強いられている現状だ。
ただ実現は簡単でない。レイカーズ(ロサンゼルス西部の強豪)やニックス(ニューヨークの伝統チーム)といった大型チームは、地元放映権の独自契約で年間 2 億ドル(約 300 億円)以上の収入を得ており、NBA 全体の一元化に応じない可能性が高い。リーグ全体の調整が重い課題として残る。
巷の声
- 「複数のプラットフォームをうろうろする必要がなければ、有料でも納得できるんだが」
- 「地上波が無料だったのに有料化するのは反対だ」
- 「レイカーズやニックスみたいな大型チームは地元放映権で大金を稼いでて、NBA 全体の一元化には応じないだろう」
- 「目先の利益を優先する経営姿勢が、どんどん地上波を廃止に追いやっている」
用語・人名メモ
- 集約型ストリーミングハブ — 複数の試合をひとつのプラットフォームで見られる配信サービスの構想。視聴者の利便性向上が狙い。
- 地元放映権(local broadcast rights) — 各チームが独自に試合の放映権を売却・契約する権利。大型チームほど高額な契約を得やすく、リーグ全体の一元化の障害になりうる。
- Adam Silver — NBA のコミッショナー(最高責任者)。リーグ全体の経営方針や対外交渉を決める立場。
- 地上波(OTA)放映 — 従来の無料テレビ放映。1990 年代は NBA の多くの試合が地上波で視聴でき、ストリーミング化に伴い廃止が増えている。
各チームの既存放映権契約との調整が、一元化実現の鍵になる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)