ESPNが自社の報道を貫くとする声明をThe Athleticに出した。現地のファンの間では、ESPNの言い分を疑う声とクリッパーズを疑う声が入り交じり、ちょっとした騒ぎになっている。
アミック記者が伝えたところでは、ESPNの広報担当者がThe Athleticに声明を寄せた。内容は「私たちは報道を支持する。NBAにコメントを求める試みも何度も行った」というもの。ESPNの元の報道が何だったのかは今回の材料には書かれていないが、コメント欄を読むと、調査中の案件をめぐる報道にNBA側が異を唱えていたことがうかがえる。
反応でまず目立つのは、ESPNが引かなかったことへの驚きだ。NBAと食い違う形で声明を出すのだから、よほどの裏付けがあるのだろうと見る声がある。一方で、調査中の案件についてNBAが結果の公表前にコメントするはずがない、それを取材の根拠にするのは素人仕事だと批判するファンもいる。
話はクリッパーズとバルマーにも及んでいる。3つの企業が、見返りなしに、ある人物へ何百万ドルもの報酬を払うのは筋が通らないと首をかしげる声がある。状況証拠は山ほどあり、今回のESPNの動きはバルマー側のPRだと疑うコメントまで出ている。ただしこれらはあくまでファンの推測で、材料からは裏付けが確認できない。
巷の声
- 「ESPNがNBAと食い違う声明を出すなんて、隠蔽がよほど酷いのではないか、と勘ぐるファンがいる。」
- 「3つの企業が、クリッパーズからの見返りもなく、ある人物に何百万ドルも払う理由が分からない。筋が通らないと首をかしげるコメントがあった。」
- 「ESPNは直接証拠と証拠を取り違えている。必要なのは状況証拠で、バルマーを指す材料はいくらでもある、と指摘するファンもいる。」
- 「NBAは調査の結果を自分で発表する前にコメントするわけがない。「NBAに問い合わせた」を盾にするのは素人仕事だ、と手厳しい声があった。」
- 「ESPNの声明をもじって、「クリッパーズへのアクセスを守りたいから、何を書こうと傷つけたくない」と皮肉るコメントも見られた。」
ESPNの報道が正しかったのかどうかは、NBAが調査の結果を自ら公表する時に見えてくる。
用語・人名メモ
- 状況証拠 — 事実を直接示すのではなく、周辺の事実を積み重ねて推理する証拠。直接証拠 (現場の映像や自白など) と対になる言葉。
- 見返り (quid pro quo) — 何かを受け取る代わりに、何かを与える関係のこと。コメント欄では、金銭の裏に見返りがあったのではないかという文脈で使われている。
- The Athletic — スポーツを専門とする報道媒体。今回の声明はここに寄せられた。
- クリッパーズ — ロサンゼルスを本拠地とするNBAのチーム。今回の話題の中心にいる。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)